使ってくれなかった母への初任給プレゼント | 準富裕層への道〜世帯年収700万円台でもいける気がするブログ〜

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アラフォーママ みよですニコニコ


よろしくお願いいたします流れ星あしあと


銀行に就職することが出来て

父と母に報告した日のこと

母の喜んでくれた顔

今でもはっきりと覚えています


うちは裕福ではなかったけれど

誕生日などのお祝いの時

母は決まってスーパーで買ったステーキ肉を焼いてくれました。


就職祝いだと言って

母はその時もステーキを焼いてくれました。



 


はじめてお給料をもらった時に

1番に母の事が思い浮かびました。


私が正社員として初めてもらったお給料で

母にプレゼントしたい。

高くても良いからとびきりのものをプレゼントしたい。



そう思って、わけも分からず

「高級品と言えば百貨店だ」

そう思って電車に乗ってプレゼントを買いに1人で百貨店に行きました。


完全に場違いだ、そう思いながらも母のために店員さんをつかまえ「両親に財布をプレゼントしたい」と伝えました。


店員さんは慣れた様子で私の予算や母の好みを聞いて数点提案してくれました。

「お母さん、きっと喜んでくれると思います。」店員さんの後押しの一声で1つに決める事ができました。




さっそく家に帰って両親にそれぞれ財布をプレゼントしました。


父は「おお!ありがとう」と喜んでくれました。


でも母は浮かない顔をしています。


瞬時に失敗したと分かりました。



 



残念ながら1度もその財布を母が使っている姿を見ることはできませんでした。





今その財布は母の遺品として私の手元にあります。

母は大切に財布を保管してくれていました。



よく見ると小銭を入れるところにお金の丸い跡が数カ所付いていました。


母は私の知らないところでちゃんとお財布を使ってくれていたのです。

嬉しかった。

お母さんの事、誤解してた。



でも、多分母の好みのものじゃなかったんだと思います。


私は母の事をちゃんと分かっていなかったんだと思います。



お母さん、ごめんなさい、ありがとう。


親孝行って難しいですね。



 


 

 

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