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「崖っぷちホテルで心に残ったセルフ編②」
大切なことはお客様に喜んで頂けたかどうかです。
お客様がどう評価したかではないですから。
大事なのは、楽しい想像をすることです。
お客様に喜んでいただくためには、かけてはならないことがあると。
それは、考えることです。私はずっと願ってました。
このホテルが夢の場所になればと。
それは一体どんなホテルなのか?
今回のことで考え、こう思ったんです。
この場所をお客様の思い出の場所にしたいと。
思い出は、作ろうと思ってできるものではありません。
いつの間にか思い出になっているものです。
だから、こちらが良いと思ったことを一方的に押し付けても、
お客様は本当の意味で喜んでくださらないと思うんです。
だから、考えるんです。
このお客様は、何が好きなのか?今どう思われているのか?何をしてほしいのか?
確かに様々なお客様がいらっしゃいます。
でも私たちは考え行動することができます。
その結果、そのお客様が喜んでいただけたら、こんな幸せなことはありません。
考えて行動した結果、相手が喜んでくれると幸せ、
という気持ちはすごく共感しました
ただ私の場合、相手のことを考えていたのか、
自分がそうしたいからそうしていて、
押し付けになっていないかと、ふと思っちゃいましたね。
ま、相手は喜んでくださったので、
独りよがりではなかったと思っていますが
いくつ例をあげると、
同じ事業所で働いていた時にすごくお世話になった先輩が、
転勤で熊本に引っ越すということを聞き、
先輩の事業所で送別会が行われることを知りました。
もうその事業所で働いていない私でしたが、
どうしても最後にお会いしたい、お礼が言いたいと思い、
その送別会の二次会に行って、送別品をお渡ししました。
先輩は驚いていましたが、喜んでくださいました。
ツアーで海外旅行に行ったときに、
行きの空港で一緒のツアー参加者が、
旅行中に誕生日を迎えることを知りました。
知ってしまった私は、やっぱり何かしたいと思っちゃうんです。
別に何もしなくてもいいんですが、
聞いたのに何もしないのは、嫌なんですよね
だから、現地でメッセージカードを買って、
ツアー参加者全員に事情を説明し、
お誕生日メッセージをいただきました。
そしてそれを最後の晩ご飯の日にお渡ししました。
泣いて喜んでくださったのが、印象的でした。
同じく海外旅行で、これは初めての海外旅行で、
ツアコンの人がすごくいい人で、
こんなにお世話になったのであれば、
何かお礼の品を渡したいと思いました。
折り畳み傘とメッセージカードを準備して、
ツアー参加者のかんぱもあり、一緒にツアコンの人にお渡ししました。
仕事でなかったら、こういう行動ができるのですが、
仕事となると”どう評価されたか?”と考えてしまいがち。
”喜んでもらえたか?”が大切なのに
みなさんは、いかがですか?
どう評価されたか?と喜んでもらえたか?
どちらで働いていますか?
どちらもという方もいるかもしれませんね(笑)