ねぇ、もういい加減付きまとわないでよ。
もういい加減どっか行ってよ。
私は忘れたいの。
忘れなきゃいけないのよ。
ねぇ、もうこれ以上夢を見させないでよ。
私の夢に出て来ないでよ。
そうやってどんどん美化されていくの。
とっくに現実のあなたじゃないのよ。
でも、たまにはあなたのせいにさせてよ。
心行くまでうっとりさせてよ。
私は辛いの。
せめて思い出くらい慰めにさせてよ。
今、今この瞬間現れて、
「待たせたね」と抱きしめてよ。
どうして私じゃダメなの?
私はあなたじゃなきゃダメなのよ。
結局僕は君の理想に付き合いきれなかった。
理想に近づこうとはしたけど息苦しかった。
君が好きだった僕は、僕は好きじゃない。
君が好きだったから、僕は嫌われたくなかった。
