「自己紹介」エレキギター紹介 | 近野淳一説明所

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近野淳一音源の歌詞、ライナーノーツ等を掲載します。

今作で使用したエレキギターと、エレキギター用機材を紹介します。


Fender Custom Shop 51 Nocaster。

テレキャスらしいジャキっとしたハイがありつつも、ぼやけないローミッドがしっかりついてくる、わかりやすくカッコいい音がするギター。ただ、ネックがかなり太いので、あまり無茶なリードプレイはできない。今作では主に、サビの裏など、LRで2本鳴っているバッキングで使用。


Truth TTL003LED。

フロントピックアップがボールピースタイプ、バータイプの2種類選択可能。同時鳴らし(ハム)も可能。リアピックアップはコイルの巻数が3段階選択可能。もちろん、リアとフロントのミックスも可能。ビンテージからモダンなサウンドまで、これ一台で、大体作れてしまいます。

しかも、指板の感じも自分の手に合っていて弾きやすい。

今作ではギターソロ、リード、深く歪ませたバッキングで使用。

PRESONUS ( プレソナス )「TUBEPre V2 」。

マイクプリアンプとしてだけでなく、アンプシミュレーターの後(アンシミュとインターフェースの間)に繋ぐことで、真空管アンプのような温かみが加わるので、そういう雰囲気を出したいフレーズの時に使用。


strymon IRIDIUM。

今作、ほぼ全曲これで録音しました。アンプ&キャビネットシミュレーター、まさにアンプの代わりです。アンプが3台、キャビネットが各アンプに3プリセットできるという優れもの。しかし、アンプとキャビネット以外のもの、例えば空間エフェクトやコンプなどは一切ついてないので、一台で全部やっちゃおうという人には向かない。音的にもちょっと冷めた感じで、多分今はもっと実際にアンプ使った状態に近い音がする機材が出てると思う。ただ、ピッキングへの反応が素晴らしく、細かいニュアンスを伝えられるので弾いていて気持ち良い。音質も大事だが、自分の中で伝達の良さがそれを超えた機材。


ZVEX Fuzz Factory。

「反省を躱せ」の間奏で使用。ゲートを切るとフィードバックさせ続ける事ができる凄いファズ。しかし、自分的になかなか使い所もなく…録音が終わってから後輩に売りました。


VOX MV50 AC。

「仲良くやろうな」で使用。
コロナ禍で家から出られない期間に購入、Nutube搭載でかなり真空管アンプに近いニュアンスが得られ、当時の荒んだ心を優しく包んでくれた。
しかし、かなり真空管アンプに近いだけに、ずーっと弾いてると、やはりホンモノの真空管が弾きたくなってしまい、結局、新しい真空管アンプを買うための資金にあてるべく売却…。
ただ、本当に素晴らしい技術だと思う。
「仲良くやろうな」のギター、自分にはどう聞いても真空管の音にしか聞こえない。
マイクは立たず、アンプ後部のIRアウトから出力して録音。
エフェクター等は使わずにアンプ直結。