急遽大阪取材が決まり、出発の日まで仕事の合間にSNS等で大阪のラーメン事情を調べます。
大阪は20年ほど昔に泉が丘のラーメン集合施設「ラーメン劇場」を取材したとき以来です。修学旅行も京都、奈良、兵庫等が中心で、大阪の観光はしていません。大学の漫研時代に近かった学年にも大阪出身の人間がいなかったし、ほとんど大阪になじみがありません。もちろん土地勘もゼロ。
毎日Googlemapと食べログやRDBとにらめっこです。
そんな中で最初気になったのが「本気製麺」です。
最寄り駅が新幹線が到着する新大阪駅からメトロで北に一個目の駅で、オープンが昨年(2022)の12月の新しいお店。そして屋号がいいじゃないですか「本気製麺」ですよ。やってくれそうな気がします。何を?(笑)
JRの東淀川の駅で下車、降りる人はほとんど無し。ちょっと寂しい駅前です。
徒歩10分程度で、午後2時少し前に「本気製麵」到着。
先客1名、近隣のサラリーマンの遅い昼食でしょうか。
醤油らーめんにするか鶏白湯にするか、かなり悩んだのですが、券売機の「鶏白湯 980円」のボタンをポチ。サイドメニューの「金のたまごとご飯セット 250円」や「チャーシュー丼 350円」も気になるところですが、連食を考えてるのでパス。
まずやってきたのは昆布茶です。
昆布茶が舌の味蕾の旨味受容体を刺激し、活性化しラーメンの旨味をしっかり感じることができるようになるのだそうです。
面白いですねぇ♪こういうはったりは大好きです(^^)。
続いて目にもまぶしい美しい白が印象的な鶏白湯がやってまいりました。
やはり関西といえば泡系鶏白湯のイメージが強いです。先日西武百貨店池袋店の催事場でたべた京都の「らぁ麺 とうひち」の鶏白湯がべらぼうに美味かったので、もう一度あの感動を!とワクワクドキドキです。
まさにその期待に応える一杯。
鶏の旨味たっぷりのクリーミーなスープに中太の平打ち麺。
麺の中につぶつぶが見えますが、全粒粉なんですかね。モチモチでのど越しも抜群。
炭焼きのチャーシューも香ばしくて美味しいですねー。
レモンは味変用でしょうか、ただ自分の指がきれいなのか自信が持てなかったので、ドンブリの中で箸で潰します。上手く味変出来たでしょうか。潰せた量が少なかったのかよく分かりませんでしたが、レベルの高い鶏白湯でした。
いやーっ、美味しくいただいてごちそうさまでした。
さあ、もう一軒行きますか!