4月にホルモン治療の注射がゾラデックスからリュープリンに変わったのですが、実にさまざまな副作用がでるものだと、怖くなります。


副作用っていいこと?悪いこと?



素人考えでは、「薬が強いから副作用がでる = 体に悪い」 と思うので、そんな強い薬は嫌だなぁって嫌悪感でいっぱいになるんです。


乳がんの治療のための薬に「体に悪い」も何もあったもんじゃないと思うのですが、治すために薬を使い、その薬の副作用に、また薬を使い…ということを、これまで繰り返してきた身にとっては、ひとつでも引っかかる部分があると、嫌になってしまいます。



病院でもらった「リュープリンの治療を受けられる患者さんへ」という冊子の リュープリンの主な副作用には、エストロゲンが低下することによる更年期様症状の「ほてり、熱感、のぼせ、肩こり、頭痛、不眠、めまい、発汗」と書かれていますが、そんな生易しいものではないですトホホ。


から咳がでる、息切れがする、疲労感、熱っぽい、くちびるや顔がはれる、黄疸症状、手足がしびれる、または、こわばる、ふらつく、物が見えにくい、全身の脱力感、頭痛、記憶力・集中力の低下、不眠、気分がしずむ、関節痛 などの症状がでています。



『リュープリンの治療を受けられる患者さんへ』に書かれている「特に注意すべき副作用」には、私の症状すべて記載されていました。


なので、他の病気ではなくリュープリンの副作用なんだと思えるのですが、こんなになんでもアリの副作用をもった注射を、これから最低2年間も続けていかなければいけないかと思うと、ぞっとします。


そのうちに身体が慣れてくるのかもしれないけれど、それまでの間、乳がんそのものよりも、薬の副作用に悩まされそうです。



副作用だと知らなければ、から咳がでると、「肺に転移したのでは?」と思い、骨が痛むと「やっぱり、骨に転移しているのか?」と不安になる。


その不安や心配から気分が落ち込み、やる気もなくなる…。悪循環です。



いま一番つらい副作用は、身体の脱力感と気分の落ち込みですかねぇ。


身体が自分のものではないような変な感覚が続いているし、仕事が決まって嬉しいはずなのに、その先のことをあれこれ考えて不安になり、ちっとも嬉しくないし、逆にちょっとしたことで奈落の底に突き落とされたように、どんどん悪いことを考えて落ち込んで眠れなくなってしまいます。


まぁ、後半の症状は、副作用じゃなく更年期うつなんでしょうけどね。



明日は、胸の血を抜いてもらいに行く日なので、現在の症状を書いて、ゾラデックスに戻してもらえないか相談してみようかと思っています。