扉座の若手女優である塩屋愛実(しおやまなみ)さんと、
砂田桃子(すなたももこ)さんが、現在、共に、令和初の
客演公演(笑)に出演しています。
共にいいお芝居です。
共に9月1日(日)が千秋楽です。
……ということで、4月以降、”学生生活”に戻ったりした
こともあって休止していた観劇レビュー(的な記事)を、
今回、久々に書かせていただきました。
どちらも、観逃すのはちょっともったいない佳作舞台で
すので、ぜひ多くの方に足を運んでいただけますよう、
切にお誘い申し上げる次第です。
では、まず、~その1~として、塩屋愛実さんが出演して
いる『私にラブソングを♪』の方から……。
(ちなみに私は、8月29日のマチネを観てきました。)
では、観劇を強くお勧めする理由を、以下、端的に記します。
[理由①]
神学校のリアル礼拝堂で上演されるお芝居ですので、
その荘厳なロケーションに身を置くと、観劇前は、ちょ
っと厳かな雰囲気に浸れますよ(*^_^*)。
(下の画像を参照してください。)
※ ピーコック目白店の真裏に、こんな神学校があったとは……。
[理由②]
でも、演じられるお芝居は、修道院における修道女の人間
関係的なお話が主軸を成すとはいえ、実は、世俗的かつ
庶民的な内容で、賛美歌のみならず演歌の歌声まで礼拝
堂内で心地よく響き渡る(笑)……という、なかなか痛快で、
ある意味、シュールな筋書きです(^_-)-☆。
※ 礼拝堂が、何とカラオケボックスみたいになるとは?!
[理由③]
1992年製作のアメリカ映画『天使にラブソングを…』を
翻案したコメディですが、その翻案ぶりが絶妙で、男優
陣も巻き込んだ、質の高いドタバタコメディになってます(^o^)。
(礼拝堂の外の屋外空間も使うという演出も、ありました。)
[理由④]
観客の手拍子も交えた、キャスト全員による合唱&ダン
スが展開されるラストシーンは圧巻で、プチミュージカル
的感動を、礼拝堂内にもたらします(^_^)v。
※ 真面目でお堅い修道女役を演じた塩屋愛実さんです。
元々の可憐な美貌が、役にフィットしていますが……。
[理由⑤]
塩屋さん演じる修道女は、まるで風紀係のように(笑)、
キリスト教の戒律に厳しい言動を取り続けます。
でも、心の内面には、男性に対する恋心を秘めていた
りもしています。
この辺の、毅然たる姿勢、ナーバスさ、乙女心、そして
さらに一種の「緊張しい」みたいな言動……等々が全
て混在する心理状況を表出する演技が、見事でした(*^_^*)。
それにプラスして、中村つむぎさん、笠井里美さん(元
アマヤドリ)、スガ・オロペサ・チヅルさん(カムカムミニ
キーナ)……等々の練達の女優陣が、しっかりとお芝
居を創ってくれていましたし(^_-)-☆……。
以上、この週末の観劇を強くお勧めする理由を、5点
に渡って書かせていただきました。
ご都合のつく演劇ファンの皆さま、ぜひお運びください
ませ(^o^)。
【参考;観たくなった方のために(^_-)-☆…】
<『私にラブソングを♪』のチケット等について>
http://www.libresen.com/nextplaypro11.html
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