狭い敷地に不似合いなほど巨大化してしまった銀木犀(ギンモクセイ)の木
そろそろ枝払いしないといかんなーと思っていた矢先のことでした
な・なんと、この銀木犀の木にキジバトの夫婦が巣を作ってしまったのです
このキジバトの巣といえば集めた小枝を皿状に組み合わせただけのシンプルさ
卵やヒナが落ちてしまいそうで、なんとも心もとないマイホームです
(キジバトは通常1回に2個の卵を産み、雄と雌が交代で抱卵をする)
約2週間で2羽のヒナが誕生しました。まずは目出たしめでたし!
今度は育児だ!
雄と雌が毎日せっせとエサ運びです
献身的です、ほのぼのします
そんな日々が10日ほど経過したでしょうか
銀木犀の巣から時折ヒナが首をのばしたり、
羽を広げたりする様子が見えるようになってきました
巣立ちは近いと思っていました

銀木犀の枝の間から顔を出しアタリの様子をうかがう親鳥

まずは近くの屋根に飛び移ったヒナ達

塀の上から見守る親鳥

未来に向かって初めてのジャンプ!
2013年9月9日
ひと夏の同居人達は、去っていった
「元気で暮らしてくれたらいいね!」と言いながら
一緒に巣立ちを見ていたカミサンは足早に家の中へ消えた
こうして銀木犀を舞台にしたひと夏のドラマは終わりました
そういえば「キジバトは何度も同じ巣を使う」と何かに書いてあったな~
当分は枝払いはしないでおこう!
銀木犀の下で一人残った私はつぶやいた
FIN