蟻の列みたいな。
ひっきりなしに続く
細い人並みを
腹ばいになって
頬杖付いて
ニコニコしながら見ている。
時折指で
そのところどころ
人影の途切れそうなところを
二本指を
クロスさせながら
行列の上空を進む。
どこからか、そして
どこまでも続く人影は
とても面白く、
しばらくそうやって
過ごしていた。
やがて25分を過ぎたあたりで
列をなぞる指先に鈍い感触が襲う。
液体の滑ったような 生暖かい
感触
列から指を放し
指先を
眺めようとした瞬間
自分の指が巨大化すると同時に
背中が圧迫されはじめた。
助けを求めようと
目を挙げた先には
指先で弄んでいた
それらの人影が
ゆらゆら
私が動き出すのを
ゆらゆら
体をくゆらせながら待っていた。
ひっきりなしに続く
細い人並みを
腹ばいになって
頬杖付いて
ニコニコしながら見ている。
時折指で
そのところどころ
人影の途切れそうなところを
二本指を
クロスさせながら
行列の上空を進む。
どこからか、そして
どこまでも続く人影は
とても面白く、
しばらくそうやって
過ごしていた。
やがて25分を過ぎたあたりで
列をなぞる指先に鈍い感触が襲う。
液体の滑ったような 生暖かい
感触
列から指を放し
指先を
眺めようとした瞬間
自分の指が巨大化すると同時に
背中が圧迫されはじめた。
助けを求めようと
目を挙げた先には
指先で弄んでいた
それらの人影が
ゆらゆら
私が動き出すのを
ゆらゆら
体をくゆらせながら待っていた。