街へ向かう列車は
時間を告げると軽快に走り出した。

大晦日の駅は初詣客で賑わい、
あなたの見送る姿が埋もれていく。


列車が物音を立て故郷を去るとき、
いわゆる後悔が少し
ボクの中を駆けるたけれど、

そんなの一瞬だった。

故郷の分厚い雪に囲まれた
追いつかない街並みより

ボクを待つ輝かしい生活が

ボクをかき立てるのだから!