降り続ける雨とは裏腹に、気分がとても良い夜だった。

紛れもなくそれは彼女の口から私に告げられたもので、長く、短い言葉だった。


帰り道に何度も思い出しては一人噛みしめた。

今日は花を買って帰ろう、いやケーキかプリンにしようか?


人生にこんなに当たり前でまあるい感覚に包まれる日が、僕にも、来るなんて。