幼さが山を崩しにやってくる。


「それ、本当にやりたかったわけ。」


「逆に聞きたい。好きな事とは何かを。やりたい事は何れ程の社会貢献率なのかを。」
私は問う。

「何言ってやがる。大抵何かしたところで嫌気を抱くくせに。要は夢みた所に逃げたいだけだろ?自分で妄想に恋したいだけだろ?」
「いっつもそう言う。私の事はわかんないよ、きっと!もういい。」

「へぇ。駄々をこねて気が済んだかい。バカなやつめ。自分を何だと思ってやがる。恥を知れ、未熟者が。」


「ところで今夜の月はどんなだい。そいつに合わせて酒を飲もうじゃないか。良い時間だ。」



(蝋燭を擦る音)


(火をつける仕草)