思考の素早さは

光を超える


今、春の庭に立って

あたたかな陽射しに

目を細めていて


次の瞬間、何光年も向こうの

アルファケンタウリへ心は飛んで

暗い空間に明るい星々を眺め

荘厳な思いに満たされる


柔らかく緩んだ心の様は

一瞬で引き締まり覚醒する


心が思考の船で

宇宙旅行をする間


自分はここにいて

変わりなく

安らいでいる


動くものは

思考と

それに誘発される心のうねり


どちらを見つめて生きてもいいが

この頃は、安らぎが一番だと

そう感じている


苦と楽が隣り合わせの思考の夢は

かなり

ドラマチックでスリリングだが


この安らぎひとつに敵わない