今月はいろいろあり過ぎて体力が追いつかないひとこです。
先週、休みで家にいたら叫び声が聞こえて、居間に行ったら、母が叫びながら苦しんでて。
母は時々、私たちの気を引く為にこういう事するんです。
普段は相手しないんです。
でも「救急車呼んで!身体が痛い!」と言う母の様子を見て、「本当?」と思い、父と姉に相談し、父は「救急車なんて、格好悪い!お前が病院に連れてけ!」姉は「またぁ?ふざけてるだけじゃない?」と言われ。
まあ、とりあえず連れてくか。
私「オカン!病院行くから上着着てよ!」
母「う~ん…」
私「早く!」
それでも動かない母に四苦八苦し、やっと上着を着せた所に、近所にいる叔母さんが来てくれて。
叔母「お父さんから連絡あって!」
私「すいません。母がこんな調子で…」
叔母「運ぼう!」
2人がかりで母を運ぼうとするんですが、力が抜けた母の身体は言う事を聞かず。
玄関まで運ぶのが精一杯で。
誰か男の人呼ぼうと話し、隣の家のおじさんを呼びに行っても不在で。
家に戻ると、母の身体が黄色く変色してる事に気付き、これは只事じゃないと思った私は、救急車を呼んで身体が黄色いと伝えて。
数分で庭の上空にドクターヘリが旋回し、救急車、消防車が到着。
近くの小学校へ母を運び、母はそのままヘリで搬送。
車で片道40分くらいの病院へ。
母が倒れた原因も分からず、どんな処置がされてるかわからないまま、3時間控え室に待機。
母に会えるころにはすっかり夜も更けてきて。
まだ黄疸の色濃く残る母を見てショックを受け、家族が病院に到着するまでに先生から説明を聞きました。
母の病名は…
肝不全、腎不全。
文字どおり、肝臓、腎臓共に機能していないという事。
いつ死んでもおかしくないと。
今生きている事が信じられないと。
確実に母が死ぬこと。
それがいつかは分からないが、もう長くはないと。
治療の施し様がないこと。
さらに1時間後…
家族が到着し、もう一度説明を受け、CTスキャンの画像をみたら、肝臓が倍の大きさに肥大化していました。
ただ、母が死ぬのを待つと言うのは心身共に体力を消耗してしまい、辛いです。