世界の始まりの神話学
世界のはじまりの神話学
角川選書ビギナーズ
松村一男
KADOKAWA
令和7年11月7日
図書館
アニメ「進撃の巨人」を視聴してから、
神話も気になっていて
この本の目次を見たら
「原人ユミル」と記載があって
借りて、読んでみました

勝手なあらすじ?
世界各地にある神話
とりわけ
世界のはじまり
人間のはじまり
文化のはじまり
に関する神話をまとめた本
感想
なるほど
まだ科学的な知見がなかった時代
世界はどうやってできているのか
私たちはどのように生まれたのか
を当時の人々は色々と想像し、
神話という形で残ったらしい
(文字に記すのも儘ならない時代)
確かに「進化した」と考えないとしたら
人間は
人間の形をした何か(神、巨人、卵)から
生まれた、
と考える方が自然で
神話とは
当時の人たちが考えた人類史なのか!
と目から鱗でした

(私が無知だからか)
ちなみに
「進撃の巨人」関連だと
北欧神話のうちの
ゲルマン民族の神話集が紹介されていて
熱風と霜による
蒸気(滴)から生まれ、人の形になったのが
原人・巨人ユミル
ユミルの左腕の下から男と女が生まれ…
一方の足からは息子が生まれた
(巨人族が増えた?)
その後、石から人間ができて
のちに人間×巨人の夫婦から
3人の男子(オーディン、ヴィリ、ヴェー)が生まれた
その男子たちが巨人ユミルを殺した
オーディン、ヴィリ、ヴェー(神的な存在?)は
死んだユミルの体から大地、海、天をつくり
方角、太陽、月、星を配置して、運行を定めた
大地の形は円状、外側は深い海(島?)
大地の内部に巨人族の攻撃に備えて
ユミルのまつげで砦を作った
色々抜粋と改訳

私はこのように解釈したけど
原文全部を読んでないから違うのかも
なるほど
進撃の巨人味溢れる神話!
他にも人類創生の逸話が地域ごとに
書かれていて
登場人物(神)の名前、関係性がややこしい
部分はあったけど
人間の進化を知らない人類が
人間の成り立ちを
こんな風に考えていたんだ
と思うと、
興味深く読むことができました