妻はサバイバー
妻はサバイバー
朝日新聞記者
永田豊隆
朝日新聞出版(文庫本)
2022.4.30
図書館
図書館で何気なく手を取って
目次を見たところ
妻が摂食障害…精神科病院・アルコール依存
とハードな内容で
興味本位で
借りて、読んでみました
勝手なあらすじ
朝日新聞記者の永田豊隆さんが
専業主婦の妻の摂食障害(過食嘔吐)に
気づいてから
精神科病院、医療保護入院、
アルコール依存症、カウンセリング、
フラッシュバック、大量服薬
アルコール性認知症、
身体合併症(肝硬変、大腿骨頭壊死症)…
と、
様々な苦難を夫婦で歩んできた軌跡
(ルポ小説)
感想
永田豊隆さんがすごい![]()
配偶者がもし
こんな症状に見舞われていたら
私は添い遂げることができるだろうか
と考えさせられた![]()
(永田さん本人も適応障害になりながら)
妻も妻で
夫が永田さんだったからこそ
本音を言えたり、治すためにムリしたり
頼ることができたんだろうな
と思いました![]()
(多々危険な目に遭ってるけど)
妻が摂食障害を引き起こした原因は
幼少期のトラウマ
らしいけれど
早くそのトラウマを克服できるように
カウンセリング受ければいいじゃない
と思っても
現実には難しいことが解ります![]()
永田さんには仕事もあるし、
妻も過食嘔吐が
トラウマに対する精神安定剤だから
それをわざわざ治す意味がわからない
過食嘔吐は
身体に負担を掛ける行為だし
本人(妻)も普通の生活ができないことに
焦燥し、余計に情緒不安定になる
負のループ![]()
ようやく
本人が望んで入院しても
翌日には(治ってなくても)
退院する!と宣言
医療保護入院も一時良くなっても
またぶり返す…
もっと悪い依存症になってリバウンド
なんで!?
絶望感…
を何度も味わいます![]()
幸い救いなのは
永田さんが記者だけあり
情報収集には事欠かない
周りの人達の理解・支援があったこと
妻が生きたいと思っていることに
気づけたこと
(試すような自殺行為もありながら)
トラウマ、依存性の世界を
当事者・家族がどのように闘っているのか
知れただけでも
読んで良かったと思いました![]()
(でも読んでいるだけでも辛かった
)