おはようございます。
みーたんの誕生秘話も
最終回になりました。
生まれる前から
いろいろな合併症を
心配されていたみーたんですが、
心臓に小さな穴はあいてるけど、
とりあえず大丈夫そうとのことで、
生後3日目で、
母子同室になりました。
アタシ眠たいのよ~
写真ではコットで寝ていますが、
すぐに添い寝に切り替えて、
一緒に横になれるのが
とっても嬉しかったです。
哺乳力が弱いのも知らず、
頑張って母乳を飲ませていました。
相変わらずお部屋で
泣いてばかりの
みーたん母。
帝王切開のお腹が痛くて、
鼻をかめなくて、
ずびすび言っていました(笑)
泣いているのを見かねた
ベテラン看護師さん。
良かったらお話しませんか?と
母とみーたんを
小部屋に呼んでくれました。
どんなことが辛いの?
たくさん泣いていいのよ~。
何でもお話してね~。と、
とっても優しい看護師さん。
その看護師さんには、
今は亡くなられているけれど、
生きておられたら
おそらく50代になる
ダウン症のお姉さんが
いらっしゃったそうです。
それで、ダウンちゃんが
大好きなんだそうです。
その看護師さんのお母様は、
街でダウン症の子を見るたびに、
「本当に可愛いわ~。
また、うちにもダウン症の子が
生まれて来てくれたらいいのに」と
おっしゃると教えてくれました。
みんなお姉さんが大好きで、
お父様は、酸素をつけたお姉さんを
ボンベごとおんぶして、
富士山にも登ったそうです!
どこにも行けないと泣いていた
みーたん母に、
「どこにでもいけるよ~!
富士山にだって
登ったんだから~!」と
教えてくれて、
とっても気持ちが軽くなったのを
覚えています。
ティッシュ一箱無くなるくらい、
看護師さんの前で泣かせてもらって、
本当にありがたかったです。
4日目にお見舞いに
来てくれた、
じいじとばあばには、
まだみーたんのダウン症のことは
言う勇気がなく、
5日目に、また来てくれた
ばあばに、
みーたんがダウン症の
可能性があることを告げました。
ばあばは、
「分かっていたよ。
ダウン症でも大丈夫!
可愛いでしょう!
一緒にみんなで育てよう!」と
強い声で言ってくれました。
ばあばは、生まれた時に、
みーたん父がNICUに呼ばれて
なかなか戻ってこなかったことや、
3日目のみーたん母の様子を見て、
ただ事ではないと
気づいていたそうです。
ばあばの前でも
たくさん泣きました。
今思い出すと、
あんな辛かった出産後も、
みんなに支えられて
最高に幸せだったんだな、
幸せでしかなかったんだなと、
ありがたく思えてなりません。
その夜は、ばあばが
大丸で買ってきてくれた
鰻を食べて寝ました。
2人で自撮り。
みーたんの可愛いオナラに癒されたよ。
オシッコをかけられたのも嬉しかったよ。
みーたんが生まれたとき、
もう幸せになれないかもしれないと
思ってしまいました。
当時の自分にとっての幸せは、
素敵な家に住んだり、
きれいな格好をしたり、
旅行に行ったり、
子供達を立派な学校に行かせたり、
理想の暮らしをすることだと
思っていたからです。
でも、みーたんのおかげで
たくさん考えることができて、
私にとっての幸せは、
何かに感動できることなんだと
気づくことができました。
きっと、ダウン症のある
赤ちゃんを授かったご家族の
ほとんどの人たちが、
その子のおかげで、
新しい幸せに
気づけるのだと思います。
これは、なかなかできない
体験かもしれません。
生後10カ月たって、
みーたん母は、
とてもラッキーだった!と
思えてならないのです。
いま、病室で泣いているママさん。
きっと未来は明るいですよ!
大丈夫ですよ!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
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