世界最古の調味料と呼ばれる「お酢」

人類が穀物や果物を蓄えていると、発酵が進みアルコールができ、

そのアルコールに自然に酢酸菌が入り、偶然「お酢」が誕生したと言われています

 

「お酒あるところにお酢あり」

 

と言われているように、

 

お酢とは、まず糖分を持つ食材を「お酒」にします

その「お酒」を酢酸菌で発酵させた物が「お酢」です

 

小麦や米を原料にした「穀物酢」や「米酢」

林檎や葡萄を原料にした「りんご酢」や「バルサミコ酢」など、

世界中でさまざまなお酢が作られています

 

 

お酢には酢酸クエン酸アミノ酸などが多く含まれているので、

たくさんの健康効果があります

 

特に疲労の原因になる乳酸をクエン酸が分解して、

疲労回復の効果があることは有名かもしれません

 

他にも、食欲増進カルシウムの吸収を助ける効果もあります

 

 

もちろん調理にも、さまざまな効果があります

 

・殺菌効果で食材を長持ちさせる

・肉や骨を柔らかくする

・食材を発色させる

・臭みを取る

・素材の灰汁を抜く

・タンパク質を固める


健康面での効果以外にも、

料理を美味しく簡単にしてくれる「嬉しい効果」が、

お酢にはたくさんあります


しかし、ここまで紹介してきた「お酢」とは、

微生物の力で自然に発酵して作られたお酢のこと

 

「深部発酵」という強制的に酢酸菌の発酵を進めたお酢は、

安価ですが、自然なお酢の3倍の酸度があり「ツンっ!!」としていて、

まろやかさがありません

 

微生物が自然の力で1年間という長い時間をかけて発酵していくお酢が、

深部発酵だと1週間で強制発酵させられるのが、安価に作れる理由です
 

少し高値になるかもしれませんが、

健康や調理のことを考えると、

自然なお酢をおすすめします

 

料理を作る際に、アレやコレやとたくさん入れるより、

自然なお酢を少し加えるほうが、トータル的にお得に作れるかもしれません


僕は個人的に果実酢が好きです

 

では、また

 

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