LeicaのRレンズには優れた描写をするものが

多いので、ここ数年で数本を買い集めた。

 

勿論、80mmF1.4や19mmF2.8などは

高嶺の花なので買える筈もないですが

 

21mmや90mm、180mmなど

まずまず手頃に買える良玉があります。

 

今回は、Leica TELYT-R250mm F4を

入手したLeicaのM11-Pで夜間撮影をしてみます。

Leica M11-P ビゾフレックス2

 

Leica TELYT-R250mm F4(レンズ写真はお借りしました)

 

撮影の対象は、直線距離でもかなり離れた(1.5~2Km?)

山頂の学校の寮。

撮影条件は月明りで平地は無風、湿度は低め

レンズの絞りは開放のF4

露出は24秒。

ISO 3200

色補正 電球マーク

露出補正 ー1

カメラボディー内ノイズ低減あり

三脚はジッツオカーボンのでかいやつ。

ではいつも通りアップしてみます ⇓

(撮って出し切り取り無補正)

飛行機の軌跡に目が行きますが

数キロ先の建物のタイルまで写しています

カーテンのひだも良く捉えています。

このLeica TELYT-R250mmはアポクロマート補正は

されていませんが、ピントリングの無限遠の停止位置は

∞マークをかなり超えて止まります。

レンズ構成の中に温度などに敏感な硝材があるのでしょうか。

この拡大倍率では、色収差は確認できませんが

うるさく見れば、あるのでしょう。

 

普段LeicaのRレンズはCanonのEOS1Dxに装着して

使用するのですが、今回はM11-Pにアダプター【R-M】

を付けて使用しました。

M11を使用して驚いたのはマエストロ3という

画像処理エンジンの仕事ぶりです

 

ズミクロンM50F2の2代目など古いレンズを使用しても

まるでレンズ性能がアップしたようにキレッキレに

描写します。

ズミルックスM75F1.4とビゾフレックス2の

組み合わせでは、ピントの山が手に取るように克明に

見えますし、上記のキレキレ描写のせいで

『私はプロ』と自惚れてしまう程に、ピントを

外すことは皆無です。

 

・・・凄すぎる、まいった。