HASSELBLAD SWC/M は数年間使用しました、画質は絞れば4隅まで均等で
歪もなく素晴らしいものでした。
CF仕様のレンズなので、レンズコーティングも現代に近い・・・と思われましたが
私の記憶では、色調が少し青に傾いていた・・・と記憶しています。
その青味が国産レンズとは違った魅力があったのです。
今所有しているのは、903SWCですが
このレンズは、発色傾向はニュートラルで
描写はSWC/M そのままです。
個性的な魅力は無いですが、万能につかえます。
現在はフジフィルムから
中判デジタルの広角レンズが出ているので、比べてもみたいのですが
その前に、HASSELBLAD をデジタル化しなければ。
この地下道は、幅3メートルほどの狭いコンクリート道で
空港の地下を横断しているので
歩けば10分以上かかります。
当時、その場所には
結構レベルの高い(私の評価ですが) ペイント作品が描かれていました
3メートルの距離で、歪なく撮れる中判カメラは 当時
SWC/Mしか無かったのです。
撮影には、ストロボをかなりの数投射していますが
光をコントロールするために、銀色の筒を用意して
筒を描きたい壁に向けて、筒の中でストロボを
発光させます。
筒の中で光は、逃げることができずに直進して
F16程に絞っても光度は落ちずに壁までとどきます
道路のブルーはストロボにセロファン紙を当て色を調整しています
壁の上部分も同じく赤色を出しています。
写真の中で帽子をかぶっているのは
自分です
一人で撮影できたのは、真っ暗闇の地下道ならではです。
・・・・しかし、気に入った機材じゃないと
写欲がわかないのではね~
コンテストに出すわけでもなく・・・
どうしたものか、また大枚をはたいて中判デジタルを手にいれなければ。