翌日、わたしはステイしているミッチェル家に日本食を振舞うために夕方からキッチンに立っていた。
途中から彼が仕事を終えて手伝いに来てくれたが、下準備は終わっていたので彼は子どもたちと遊んでくれていた。
キッチンの窓から子どもたちとキャッチボールする姿をみて、「彼はいい父親になるだろうな」と心の中でささやいていた。と同時になにか温かいものを感じた。
こんなに早く気持ちの整理ができるとは思ってもみなかった。わたしはこれが答えだ、ということはわかっていたが、そのことをすぐに彼には言わず、3日後の日曜まで待つことにした。
日曜の午後、わたしと彼は庭にあるブランコで子どもたちと遊んでいた。子どもたちが遊び飽きて家の中へ帰っていくとわたしたちはブランコに腰掛けながら特に何も話さなかったが、しばらくしてわたしは彼にこういった。
「I am ready (準備できたよ)」
それまで違う方向を向いて座っていたが、彼は向きを変えて聞きなおしてきた。
「え、何?準備ってどういう意味?」
「だから、あなたの“質問”に答える準備ができたってこと」
「それってつまり、、、」
わたしは微笑んでYesとだけ答えた。
それはアトランタに来て2回目の日曜のことだった。
続く