日々の生活、旅先での出逢いや思いを、俳句、写真、文にした徒然日記です
父ははの お蔭生まるる 花の下 舎人公園にて 誕生日のたびに西行さんの歌が浮かび、この季節に生んでくれた父母を思う。 願わくば花の下にて・・・
お花見の さなか目に入る(い)る 椿一輪 舎人公園にて 広大な舎人公園は、満開の桜であふれている。 そんな中、雨粒をまとった一輪の椿が、ふと目にとまった。
老ひてなほ 青春同期 花見会 舎人公園にて 高校卒業から59年。同期15人、広大な公園で多種の桜を楽しんだ。 集まればすぐ青春がよみがえる。 集合の時には夜来の雨も上がり、昼食後は青空が広がった。 次回は6月、再会を期して別れた。
小雨ふる花の小径を 女(ひと)のゆく 仙台堀川公園にて
毎日が エープリルフールの 世となりぬ 仙台堀川公園にて 今日は4月1日。小雨にけぶる桜並木を眺めていて、少しむなしくなった。 「事実」がかくも軽んじられ、「言葉」がかくも軽くなる世になるとは、想像だにしなかった。
普段より 話ふかまる 花見かな 妻と仙台堀川公園にて 二人で大地に座して食事をするのは、 年に一度の花見だけ。 屋内で食するよりも気分も晴れ、 二人だけでの食事の時には話さないことも、 話している自分に、 ふと気づいた。
たをやかに 明日へしだるゝ 雨の芽柳 小名木川にて
たをやかな 雨の芽柳 ほのぼのと 小名木川にて 小雨ふる小名木川。 遠くに、緑に霞む薄衣の柳並木が見える。 近づくに従い、 若くしだれるその姿、 明日へのいのちを感じる。
初々しい 水もしたたる 花つぼみ 仙台堀川公園にて 小雨ふる咲き始めの桜。 水もしたたるその色艶は、まさに見頃。
小雨ふる あまたの蕾 ひらきそむ 仙台堀川公園にて 雨のしずくでよそおう蕾たちが、「つぎはじぶん」と、ささやいているようだ。
みとれけり みずもしたたる さくらかな 仙台堀川公園にて 小雨ふる二、三分咲きの桜並木を歩きながら、水玉おびる花を探していた。 「水もしたたる・・・」、見目麗しいとはこのことか。
小雨ふる 古木の肌に 咲く二輪 仙台堀川公園にて 春寒の小雨の中、桜並木を歩いていると、齢重ねた木肌に咲く花と蕾に目がとまった。雨に濡れ、樹木の生命力と水の力を感じた。
時きざむ 若木の花の 咲きにけり 仙台堀川公園にて 花見の頃となった。 若木は老木に先んじ、色合いも生き生きと満開。 樹木の体内時計が聞こえるようだ。