記憶にある中で、確か最初に父に連れて行ってもらった映画。
前作『メカゴジラの逆襲』から9年ぶりの公開作品、当時私は小学校1年生。当然リアタイでは初めてのゴジラ。
薄っすら、テレビで何らかのゴジラ映画を観た覚えがあり、その中でもミニラとキングギドラがいたような気がしてるので、それは多分『怪獣総進撃』だと思われます。
ゴジラの本とかも買ってもらってたので、新しいゴジラの映画ということで、当然敵怪獣がいるものと思い込んでいたのでした。
・・・まあ、ゴジラが出て、東京で暴れまわって、スーパーXがでる頃には「 そういうのじゃない
」と察したものですが![]()
さて、そんな思い出の映画がリバイバル上映ということで、もちろん観てきました。
当時9年ぶりの復活作、それもゴジラ生誕30周年作品(いまはそこからさらに40年・・・)という事で、とにかく金は掛かってます![]()
この映画の主な見どころとして、新宿あたり?の精巧なミニチュアがありますが、ホントこれは凄い![]()
昭和シリーズの時代と比べて(この作品も昭和だけど)、巨大化した100mや200m級のビルに合わせ、ゴジラも体長80mにボリュームアップ。
それでも、あのデカいビル群をミニチュアで作った当時の制作陣の努力と技術に脱帽です![]()
あと、自衛隊のヘリ、車両なんかにも本気度が感じられます。
俳優陣は、今さら気がついたのですが、林田博士は夏木陽介だったんですね。
『三大怪獣』主演の。
やっぱりカッコいいです、この人![]()
元々は平田昭彦氏にやってもらう予定だった役が、平田氏が病没されたために夏木氏になったらしいのですが。もちろん平田氏の林田博士も観てみたかったけど、うん、夏木陽介カッコいい(クドイ)。
主演は田中健と、ヒロイン沢口靖子、その兄に宅麻伸。
今となっては大ベテラン俳優たちの初々しい演技も見もの。
なかでも沢口靖子氏の当時の演技力は一部で「破壊的」と言われているけど、確かこれがデビュー2作目かなんかですよね。
まあしょうがないです。
なんせ、私を連れてってくれた父の目当てが、若かりし沢口靖子だったので、彼女が出て無ければ私はこの映画に触れる事が出来なかったかもしれません![]()
余談ですが、数年前何かのドラマ(科捜研だったかな?)で、沢口靖子、田中健、宅麻伸が共演する回があり、一部特撮マニア界隈が密かに盛り上がった事がありましたね。
さて、改めて鑑賞してみて・・・
全体通じて地味なイメージは拭えないですかね![]()
冒頭、第5八幡丸のミイラ化した乗組員がショッキングだった事、スーパーXのカドミウム弾でゴジラの動きを止めた事などは「おお!」 となりますが、それ以外は災害パニック映画みたいな感じ。
けど、スーパーXカッコいいですね![]()
人間がオキシジェンデストロイヤー以外でゴジラをここまで追い詰めたのはこの超兵器ぐらいではないでしょうか?
渡り鳥に反応して、ゴジラの帰巣本能を云々・・・というのも、現実的なのか非現実的な作戦なのか分からないけど、三原山から新宿めがけて音波飛ばすなんて、かなりのギャンブルですなあ。
そう言えば、三原山を爆発させる案を林田博士と共に政府へ提案した南博士。演じるのはこれもかつてのゴジラ映画に複数出演されていた小泉博氏。
夏木陽介氏とは、『三大怪獣−』で共演もしており、中々憎いキャスティングです![]()
最後は、三原山の火口に断末魔の咆哮を上げて沈んで行くゴジラ。その映像を見て感無量の涙を流す三田村首相。
未だに覚えてるのは、そのシーンを観て、
「ゴジラがかわいそうで泣いてんの?」
と父に聞いた私。
父は「ちょっと違うなあ」と言ってましたが、改めて観てみると、案外的外れとも言い切れないんじゃないかなぁ、と思いました。
ツッコミドコロもぼちぼちありますが。
何やかんや言っても、私のゴジラ(というか映画)初鑑賞というバイアスがかかっているので、私としては何度でも観たい作品です![]()