基本色のパーツだけ組み上げてみた。
といっても、胸のハッチとオーラコンバーターのスラスターの部分が欠けているだけなので、凡そのスタイルは確認出来る。
PLAMAXサーバインと並べてみた。
身長にかなりの差があるが、部分的に殆ど同サイズのパーツが多いので比較し易い。
明らかな違いは、様々なアクションポーズを可能にする為かHGの方が大腿が長く、それに合わせて前腕も長い。
後は、足指のアーチが高くなり足首関節のクリアランスが大きくなっているので、太腿の長さと相まって背が高くなっている。
股関節の幅も狭められてスマートになっている様だ。
コンバーターも大きくて重量感がある。
何処からみても完璧と思われたPLAMAXサーバインのプロポーションだが、こうして見るとHGの方を好む人も多いかも知れない。
実際にこのデザインでかなりの可動を見せてくれるのだからHGも侮れない。
駄菓子菓子…、やはりHGが製作コンセプトの筆頭に掲げるのは、設定はの忠実性でもプロポーションの再現度でもなく〝ポージングの自由度〟なのだと思わざるを得ない。
MSでもATでもそうだが、HGは適素組してブンドドする人の為に、適度に色訳されていて比較的簡単に組み上げられるモノが多い。
その分キットとしての自由度が低く、合わせ目が消し辛かったりする。
また、色分け再現の為にパーツの密度が偏り、重量バランスが崩れたりする場合もある。
結果的に、パーツ数の抑えられたシンプルなキットや一昔前のキットの方が、丁寧に組み上げるのには向いているのではないだろうか…。
と、何故か考察の様な内容になってしまったなぁ。。。