面倒だと思いつつ、エナメル塗料で生成りの白を調色して歯を塗装。

重い本体を抱えたり支えたりしながら何とか塗り終えた。


この時点では我ながら納得の出来栄えで、本体はもうこのままでも良いかな、と思うくらいだったのだが………。



まず獲物を緑で塗装。

調色した透明色にクリアーを多く加えて低圧でちょっとづつ塗って行く。


これがなかなか発色しないのでどんどんと塗って行くと、塗装した後からになって色を発して来る…。

不思議な事だけど、〝沈着して来たら目立って来る〟と言うことだろうか…。



本体は紫で塗装。

こちらはふんわりと色を乗せられたのだけど、どうにも色味が足りないと感じて、頭部からオレンジのアクセントを入れるが、紫との重ね塗りで何だかサビた様な感じになってしまった……。。。


オレンジを入れるまで気づかなかったのだが、紫が物足りなく感じたのは調色時にイエローを足さなかったからかも知れない。

三原色の一つが欠けた不自然な自然色が違和感を感じさせたか。

途中で気づいてオレンジを全体的に分からない程度吹き重ねてみたら落ち着いたから、そう言うことなのかも…。。。



ここまで予想外にやらかしてしまったが、最後に口のところを覆っていた練り消しのマスキングが取れず、取ったら取ったで歯に塗った塗料がハゲまくってしまうと言う悲劇…。。。


散々に凹んで作業終了となったが…、ここから剥離などせずにリカバリーが可能だろうか…。。。