〝レイウッド プロフィックス ニトロ(ナイトロ)コンプ ブイワン 〟と読むのかな。
まぁ細かなところはどっちでもよし。
私がタンク一体型のV2の方を選ばなかったのは、どちらが一方の故障に対応し易い事と、防音ボックスを用意する際に小さなV1を収めるサイズで良いことを考慮してのこと。
別々に購入すると割高かと思いきや、思った以上に安価で助かった。
ちなみにスマホの騒音計アプリで測定した私の部屋の騒音は28dB程度。
これがV1動作時にどのくらい変わるのかは事前に調べておきたい。
V1とT-25エアタンクを繋いでみた。
タンク側にホースは付属していないので、V1に付属していたホースの一本を使う。
動かしてみる。
カッターマット一枚で、机に振動は感じない。
ヴー……、とモーターの回る様な音が聞き取れるだけだ。
ハンドピースを繋いでV1のすぐ隣でエアを吐出しながら、V1が動いている至近距離で音量測定してみた。
一番大きく出る数値の筈だ。
何度か計測してみたが、いずれも70dB以下だった。
持ち家の個室部屋なので、扉を閉めていれば部屋の外からも屋外からも殆ど気にならないレベルかも。
試しに何の防音対策もしていない工具箱にV1を入れて音量を測定してみた。
上から蓋をしているが、蓋の隙間にエアホースと電源コードが挟まって半開きになっている状態で、蓋の上にスマホを置いての測定。
驚いたことにコレだけで58dBまで下がった。
もう殆ど気にならない騒音レベルだ。
しかも不快な甲高い音も低音振動も感じないので、数値以上に静かに思える。
スマホの無料アプリにどれだけ信頼性が有るかは微妙だろうけど、コンプレッサーとしては体感的にかなり静かなのは間違い無い。
こんなに静かだとは思ってなかったけど…、個体的にアタリだったのかな…w。
実際にハンドピースからエアを出してみて分かったが、エアタンクに充填されたエアだけでかなり吹ける。
逆にタンク内に残ったエアをハンドピースから抜こうとすると大変なくらい。
もちろん充填するエアの量次第だが、タンクに充填されるその都度コンプレッサーは停止するので、連続稼働はほんの数十秒から数分程度だ。
吹き始めからエア圧が落ち込む事も無く、ずっと求める圧で吹き続けられる。
何の塗装でもそうだが、一定圧のエア吐出が求められるのは大事な事。
特に低圧時に飛沫に暴れられるのは困りものだし、少し濃い目のサフが吹けないほどパワーが無くても残念。
ずっと可動させていられると言う理由もあってL5を使っていたが、こうした機材を改めて使ってみるとL5の弱点がボロボロと出て来る。
エア圧の調整のしづらさや圧の安定…。
何なら駆動音さえ大きなくらいに思える…。
もちろん耐久性は大事な要素だが、仮にV1がこのまま長く使える様であれば、コスパも含めて全てに於いて勝るのでは…。
暫く回していたら、ドレンタンクに水滴が目立って来た。
寝所を兼ねた部屋なので、作業部屋としては湿気は多めだと思う。
だからドレンフィルターもつけているしハンドピースのホースも内部の水滴が分かり易い透明なホースを使っているのだが、
V1はドレンタンク下のピンから水抜きが容易だし、ドレンタンクそのものも簡単に外れて水気を拭き取れるので頗る安心。
動作に関してのレビューはこんなものだろうか。
あとはハンドピースと合わせてまたレビューしよう。
防振材と防音材は既に用意しているので、簡単な防音ボックスでどれくらい騒音が変わるのかも調べてみよう。