ハッピー個育　人として完全なる自立へ

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母から連絡が入った。

母が一番心配していた、私のおじさんが
亡くなった連絡だった。

最近は、立て続けにおじさんやおばさんが
亡くなったと連絡をもらう。

年齢も70を超えてきたら
そう言う覚悟も必要になってくる。

とはいえ、そうなると母のことが心配になることもある。







去年の今頃は、日本に帰国して
母が行きたいところに連れて行ってあげたいと


鹿児島旅行に行った


新婚旅行で父と行った場所に行きたいと言う
気持ちが生まれたからだった。


私の行きたい場所ではなく、
あくまでも、彼女が行きたい場所へ


そんな旅には
私の決意もあった。


海外生活が15年を過ぎ、

シングルマザーで
しかも、企業するという


ほぼ専業主婦で
旦那様に支えて
子育てや家族のために時間も生活も
犠牲にしてきた母からは、


理解ができない

変態娘

「あなたは、変わっているから理解できない」


そんな会話から

必ず喧嘩になり

分かり合えない事に戸惑いを隠せなかった。


ある時、

わたしが、母にも見て欲しいという
勝手なエゴがあり、新生児連れで
講義をし、そのヘルプに来ていた


母に


「死ね！」

と言われたことがあり、

私は、ショックと怒りで

頭がおかしくなりそうだった。


ただ、ハッピー個育的には、

母が発した言葉より

なぜそう言ったか？を紐解くほうが先で

心の中を探ってみた



がつっときちっとの母は、


人に迷惑をかけることを何よりも嫌い
世間体を気にするあまり、自分らしさを見失う
それを身内にぶちまかす人でした。

だから、新生児をわざわざ講義(仕事)に連れて行った事、講義中に泣く赤ちゃんを
わたしがあやすからと軽く言った事、

泣かしてはいけないという彼女と
泣いたってあやせば余裕という変態なわたし
むしろ、それがかっこいいくらいに思っている


わたしに良く似ている部分もあるけど
それを我慢という形で抑えて生きてきた


だから、わたしが自由に好き勝手やる姿が
たまらなくシャクに触る


そんな感じと

理解しようがない真逆の世界に住む人を
正してあげようとするあまり、


いっそ死んでくれたら、心配なんてしなくていいのに！


と言いたかったんだなと感じて


その日は、その言葉を飲み込むことにした。


それでも、わたしにも記憶はあるわけで、


去年は、彼女の好きな場所に行く旅を
プレゼントし、当面、日本に帰国しないことを
誓った。


そしたら、2020年はコロナで
飛行機が飛ばなくなり結果的に日本に帰国はかなり難しくなり、わたしは一人一連の出来事に納得していた。



わたしは、母を変えたいと思っていた。

一人の人間としてありのままを受け入れることができていなかった。

専業主婦で父に振り回されて生きる姿

その女性像が嫌で

そうならない人生を歩むために今まで

誰かと戦って生きていた

男性に頼らない

自立してお金を稼ぐ



ただ、今は、

彼女という尊い存在を受け入れることができて、


もはや、戦いはなくなった。


そう、わたしは過去の小さな憎しみの中に生きるわたしは、死んだのだおねがい



そうしたら、

母から、


「こんなにバカで、何にもさせてもらえないって感じていた頃もあったけど、娘たちが立派に育ってくれて、私たちの背中を見て、反面教師で育って、人に迷惑をかけずに生きてくれてるから

感謝してる」


と


「生きて、働ける間は、
好きな時間で友達と遊んだり、すきなことをして
生きていくよ。」


とメッセージが。


わたしは、お互いがようやく、人として
自立を果たした感覚がすごくて、
感動で涙が出てきた。


母だからって

子どもより全部できなくてもいい

凄くなくていい

むしろ、バカであれる女性は、素敵だ

頭の回転が速いことなんて

家庭を築くのには何のやくにも立たなかった笑笑

自分らしく

生きることへ自信をもって残りの人生を

歩んで欲しいと思っています。








「わたしは、こうして生まれて
逆境という波に流されながらも
強く生きる人間らしさを背中で教えてくれた
そんな環境に生まれ育ったことを
誇りにおもってるよ。

亡くなった父との約束を果たすために
まだまだ、登るけど、

それは決して苦しい道ではない。

側から見たら、

やりすぎに見えることも

わたしから見たらライフワークで

それでこそ、自分らしさだと

胸を張って言える」


「子育て成功やね。お母さん。」


それで、メッセージは終わる


コロナでの会えない距離は
人間を成長させてくれた


会いたいから会う

ではなく、


会いたいけど、会えるまでがんばる


さて、あと一仕事するかなーラブ

 

 

 

 

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