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生きる力を育て、保育力を生かしてグローバルに活躍する幼児教育者を新しい道に導く幼児教育コンシェルジュ岸田ひとみです。
ホリエモンさんに勝手に物申す。
物議を醸し出した、
”保育士は誰でもできる”
の発言にいろんな角度でたくさんの保育士さん
が意見しているのだけれど、
私なりにゆっくり噛み締めて考えて見た。
ホリエモンさん自体、私は個人的に考え方が好きなので、なぜ彼がこの発言をしたのかを全てを批判として受け入れず考えたいという姿勢がまず、自分の中にあります。
ただ、誰でもできると言われた事で、自分の何処が違和感を感じたのか、その元を辿っていったんです。
そうしたら、何処を誰でもできると言われてイラッとしたのかがすぐに見つからない。
言語化できないんです。
そこで、これあれと一緒だな〜と。
夫婦間の1日
”今日何した?”
うちの家庭内でよくある会話なのですが、
”今日忙しかったぁー” 旦那
”一日中、クライアントとのミーティング、大きな仕事が決まったから、また、来週も忙しい。
ランチ食べる暇もなかったよ”
”あー私も忙しかったぁー”私
と小声で。。。
シーンと若干の沈黙の後、お互いの忙しかった
1日を癒す様に、黙々とディナーをいただく
時々は、何もしていないかの様に感じるママ業。
なぜかというと形に残らないから。。。
だって、挙げてみると朝行ってらっしゃいと主人が出かけた後と帰宅した状態と何も変わっていない様に感じるんです。
使ったおもちゃをあった場所に片付ける。
子供が散らかした食べこぼしを掃除、拭く。
洗濯
子どものイヤイヤをなだめる、聞く。
車に乗り込む時の乗る乗らない、シートベルトするしないの押し問答 15分
買い物に行って買う買わないの押し問答
卵一つ買うのに、エクササイズ50分くらいの疲れ
ランチのこれ食べる食べないの押し問答
1日を詳しく説明するとこの様な感じですが、
積み重ねで、子どもの成長に反映していく事なので、その日大変だったからといって、主人の仕事みたいにプロジェクトが終わりました。
みたいな期間がなく、エンドレスなんですよね。
それが、保育士の仕事の感覚と同じだなと思います。
保育士には、目に見えない仕事がたくさんあるし、見えている仕事は、ほとんどは保育ではなく、教育部分。
例えば、英語指導、絵画指導、鼓笛隊、
水泳指導。。。
保育は、心身ともに安全に子ども達が過ごせることを配慮しながら、環境を整える役割をする事。
年齢または、個々に応じた成長が出来る様に援助する事。
だから、
根気よく、どんな子ども達にも満遍なく、偏りもなく、愛をもって、気長にいろんな状況の変化にも対応しながら、明るく、元気に、そして声を荒げず、優しく対応出来るますか?
という事なんですが、
ホリエモンさん。
誰でもは言い過ぎましたよね?
ただ、資格があるからできるとか、長年勤めているからできるとか、そういう反論はありません!
資格のない人も人柄や元々、素質のある人もいるのですぐに働ける人もいます。
技術を要する仕事とは違いますが、
間違いなく機械的なテクニックではなく、子ども達がスムーズに楽しく生活するためのテクニックは、いりますしかも、フレキシブルな。
その辺りを理解していただくのは、
夫婦の喧嘩はいぬも食わないくらい、
その時、その時、相手や環境が変われば変わるので完全なる取扱説明書が作れないので、
むずかしいのかな?とは、感じています。
せっかく今、日本で、こんなに、保育士の事を話題にしていただいているので、
保育の重要性についてもう一度考えてほしいなと思います