昨日はワンマンライブでした。
とにかく最高に楽しいワンマンでした。
そしてせっかく出会えた仲間と
これから会えなくなるのが寂しいです。
自分の脱退ライブってどんな気持ちで
ライブをするのかなーと想像つかなかった。
終わって泣き崩れるのかなと想像したりもしていた…
けど自分でも不思議なほどに
哀しい感情はなく
とにかく楽しいって気持ちで満ち溢れてました。
考えてみたらバンドを辞める
今の環境が無くなる事に対する
強い覚悟の気持ちがすでにあったからと思います。
同じ時を過ごすなら笑って楽しいラストにしたいと思っていました。
そしてなにより
感情的になり過ぎて大きなミスをして
一生後悔するのだけは嫌でした。笑
お陰様で
昨日のライブは悔いもひとつも無く出来ました。
そして皆んなに愛されて旅立つ事が出来て良かったです。
ギターを始めて13年
今で27歳なので人生の半分をギターを弾いて生きていたことになりますね。
中2の時に何気なく始めたギターという楽器
そんなギターが僕に沢山大切な宝物をくれました。
まず努力する事の大切さを教えてくれて
努力を努力と思わなくて生活の一部で当たり前の事をしてると思ってる奴が一番最強と教えてくれました。
そして沢山の仲間に出会わせてくれました。
メンバーと出会えたのもそうやし
バンドを通じて仲間と沢山出会えた。
ファンになって応援してくれる人も皆ギターが出会わせてくれた大切な仲間です。
そして逆境を乗り越えた時の達成感も教えてくれました。
なかなか人が体験しない様な事も経験したので、それら一つ一つも大切な宝物です。
ギターは自分にとっては最高のパートナーであり最高の相棒です。🎸
これからもギターは弾き続けたいなと思っています。
脱退を発表してからは
まずメンバーに脱退話しを切り出したのが半年前
本当にこの話しを出すタイミングが一番辛かったです。
恋人同士が別れ話を切り出す時のような
鉛の様に重たくて息苦しい空気になるのが嫌でした。
メンバーにだけ脱退の話しをして、
公式には発表してない3ヶ月が本当に辛かったです。
発表するまで絶対に
脱退することを気づかせてはいけないという強い気持ちがあったからです。
何も知らずに楽しみに来てくれる人を悲しませたくない気持ちも強かったです。
そして辞めると正式に発表してからも
自分はライブハウスでは悲しい顔をしないと決めていました。
初めてTHE Hitch Lowkeを見る人も居るなかで、
常に人を惹きつける良いライブがしたいって気持ちの方が強かったです。
自分の中ではこの環境が無くなるという
覚悟を決めていたので
最後の日まで
思う存分
純粋に音楽だけを楽しもうと決めていました。
辞めると発表してから
噛みしめるようにライブを楽しんでいました。
バンドを辞めた人生
これからの自分の未来はどうなるかは分からないけど…
バンドを必死に頑張って
上の舞台へ這い上がっていく
そんなイメージで
これからも１日１日を大切に
一生懸命に過ごして行きます。
どの分野でも夢を見れる事を証明したいし、
違う環境に飛び込む事によって、
今までの仲間を違った形でサポートできる事もあるのではないかな～と思っています。
まだまだこれからの人生何が正解で間違いかは分からないけど…
自分の中で出した答えを大切にして、
まぁ人生長いしこれからも頑張っていこう。
今まで出会った人もまた会える時を楽しみにしております。
長い人生をお互い楽しいものにしましょうね。
ではまた☆
