私の人生に置いて塩ラーメンとは重要な位置付けにはない。

そもそもラーメンは好きだが、車で数時間かけ現地に赴き、更にそこから何時間も並んで食べる程の情熱は私にはないのだ。

しかしそんなラーメンの中で「天下一品 こってり」という私の中でのラーメンの枠を超え、唯一無二のポジションを築くものもあるが、それは例外と言えよう。

天下一品にそのような認識を持っている人は少なからずいるのではないだろうか。

ラーメンが食べたくて天下一品は食べない。
天下一品が食べたい時に諦めて他のラーメンは食べない。
天下一品が食べたいのであれば天下一品を食べるのである。

あれはラーメンにしてラーメンにあらず。

私からすればそういったところである。



ただ、もう一度言っておきたいのは、ラーメンに対して熱い気持ちは持っていないこと。
勿論好きではあるが、譲れないこだわりがあるわけでもない。
その私が伝えたい事は何なのか。
いや、伝えたいという程大それた事ではありませんな。



誰もが一度は食した事があるであろうインスタントラーメン。
その中でも袋麺、カップ麺とある。

数多あるこのインスタントラーメンの中で唯一私の家に常備されているものがあります。
それは珍しいものであったり、特別なものでは決してない。
どこにでも売っている普通のインスタントラーメンだ。

サッポロ一番 塩ラーメン

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きっとご存知でしょう。
食べたことがあるでしょう。
食べたことがなくても見たことがあるでしょう。
そうでなくても聞いたことがあるでしょう。

カップのタイプありますが断固として袋派であります。




今日日塩ラーメンの美味しいお店なんて星の数ほどあります。

バンド活動をしていると地方にも行きます。
必ずではないですが美味しいラーメンを教えてもらえば、そのラーメンを食べに行くことだってあります。
その中に塩ラーメンのお店も当然ありました。

その時食べた塩ラーメンも確かに美味しいのです。
そう、とても美味しい。
しかしながらどうでしょう。



物足りない。




ラーメン屋さんのラーメンですからチャーシュー、メンマ、青ネギ、白ネギ、煮卵など様々な物がトッピングされており、それはそのお店によって多種多様であります。

ですが物足りないのです。

どの店の塩ラーメンもサッポロ一番には勝てない。


インスタントラーメンですから中に入っているのは乾麺と粉末スープと切りゴマの3つだけです。
具を足す人もいるでしょう。
かく言う私も自分なりに色々なものを足してみたりもしました。

ですが今は一人暮らしの身。
欲を言えば入れたいですが、食材が揃ってる訳ではない。

なので戻した麺にスープと切りゴマがかかっただけの寂しいものです。
なんのトッピングもしていません。



なのに、それなのに他のラーメン屋さんの塩ラーメンはサッポロ一番を上回れないのです。


ドラムでいうところのバスドラ、スネア、ハイハットなのでしょうか。

麺とスープと切りゴマ。

この3点があれば何もいらない。
簡にして要を得るとはこうゆうことなのでしょうか。

トッピングなんて必要なかったのです。




私の中でサッポロ一番は塩ラーメンのカテゴリでトップに君臨する不動の一位。
いや、そもそも一位というには語弊があるのかもしれない。




私の中で塩ラーメンは“サッポロ一番”と“サッポロ一番以外”の二つしか存在しないのだから。






ってな訳で今から塩ラーメン食べます。


あ、あとサッポロ一番は味噌も美味しいね。
うん。ほんでうまかっちゃん
インスタントラーメンはこの3つがあればおれはもう何もいらないよ。

ではでは!