ホワイトギターちゃんをツヨシから譲り受けた時期はわたくし引っ越し直後でございました。

なので一旦、クローゼットの中に入ってて頂く事にしました。


なんだかその日から、クローゼットの中から音がする、、


気がするのか?



実際に音がしているのか?



わたくし、そういう類の恐い現象などを
『恐い』と認識する神経が欠落しているので、むしろ、不思議現象を求めておりました。


ウエルカムでした。



ここからは信じるか、信じないかはあなた次第です。的な話になってきます。


ある夜の事、クローゼットの中からあからさまに、



『ガタ、、ガタ、、』


『GATA..GATA....』


聞こえております。


その音は少し、移動しているようにも聞こえます。



こ、、これわ、、


ざわ、、


ざわ、、ざわ、、、




ざわわ、、森山、、



確実に何か聞こえるので、オカンがトイレか何かで起きたのかな?と思い音のする方へ、ドアの方へ、


すると!




ガチャ、、











オカン『ん?』




オカンでした。





ってオカンかい!




オカンあかん。



この話のオチとしては、オカンあかん。





拓也『ははは、、そうだよね。フフフ(^.^)』



と思ってそんな事は忘れて寝ました。


わたくし、生活が逆転しておりますので、起きたのは昼。



そしてオカンはお仕事へ出かけてお留守でした。





1人っきりでした。




友達のバンドDUFFの『1人じゃない』を口づさみながら、


1人でした。




その時、昨日の音がしました。




目の前のクローゼットから。




拓也『ん、、!?』



ガタ、、ガタガタ、、



GATA....GATA....








ガタッ!!!





拓也『んんんんん!?』



家には誰もいません。


拓也『1人じゃ、、ないのか!?』



ギタースタンドに立てたギターは中々倒れません。



ある程度固定されているから。




でも、バッチリ転けてるホワイトギターちゃん。



拓也『こ、、これわ、、!?』




わたくし、そういう現象を好きな性格とは反して疑い深いのです。



『偶然倒れる事もあるのだろう。風か何かで。』



そう思っていました。



まさか、ギターに意思があるはずないのでね。



ホワイトギターちゃんを再び立て直し、他のギターさんを弾いているその時、




『ひ、、、て、、、』





何やら聞こえる。





それはわたくしの頭に直接響いているような何か声のような、、




『し、、、も、、、ひ、、ぃ、、』







聞こえる。




よく頭の声に耳を傾けると、


『私も弾いて。』



と聞こえる。





拓也『マ、マズイ事になってきたで!!』



そう言いながらクローゼットを開けると、、





ギターちゃん倒れております。




そしてその時こう感じました。





拓也『わ、、私って、、お前、女やったんかぃ。』と。





まぁその現象が起こって終わってしまえば、俺の中では何て事ないですわ。



でも本当に恐ろしいのはここからです。




後日、その話をツヨシやらメンバーにしたんです。




拓也『ホンマに不思議やなぁ、そんなおかしい事ありえへんなぁ(^.^)いわくでもついてるなら別やけど、あはははは\(^o^)/』



そして聞こえてきた言葉。




ツヨシはこう言いました。







『思い当たる節が、無い事も無い。』









拓也、メンバー『え( ゚д゚)!?』








何故かわたくし、それ以上はあまり聞かずにこの会話を終えました。




ホワイトギターちゃん(女子)は本当に誰かに弾いて欲しいだけだったし、俺にはそれが伝わったので、余計な負のエピソードはホワイトギターちゃんには不要。そう思ったのかもしれません。


そして、そんな不思議な彼女に
『白いルシファー』という名前をつけ彼女から発せられる不思議なパワーを利用し、曲を書いてみました。



驚く程、早いスピードで出来たその原案のデモテープをメンバーに聞かせ、バンド練習のスタジオにて皆で合わせると、驚く程うまく進み、その曲は一瞬にして、組み立てられました。


曲中で楽器の演奏を一瞬だけ止める技法を『ブレイク』というのですが、アキラが急にブレイクすると、何故か皆が、話し合いも無く同時にブレイクしたり、なんだか不思議でした。



そして出来上がった曲その名も、




『極論サイコパス』




詩も題名も誰かに書かされているようでした。




いつかその曲が皆の耳に入る日も来るでしょう。





そして、『極論サイコパス』とは別に、本当に自分が思ってもないような歌詞や題名をかかされた曲があります。


『極論サイコパス』は自分の感性も混ざっていると感じた曲ですが、




もう1つは完璧に俺では無かったと思います。



恐らく、それを書いたのは
『白いルシファー』、彼女です。







恐っ!ヒッチローク!笑




わたくし稲川淳二の次のポジションを狙っているわけではない( ゚д゚)!!


こわいなぁ~こわいなぁ~。







その曲もそのウチ、貴方の後ろから聞こえてくるかもしれませんね。


photo:01



やだなぁ~へんだなぁ~。



淳二っぽくさようなら。



おわりだなぁ~やだな~やだな~。