映画鑑賞、「ファーストポジション」。
$マイライフ・アズ・ア・ひっち


プロを目指す若いバレエダンサーたちが
コンクールに挑む姿を撮ったドキュメンタリー。

ローザンヌと並ぶバレエ・コンクールである
ユース・アメリカの予選と決勝に挑む6人の若いダンサー。
ローザンヌは15歳~だけど、ユース・アメリカはジュニア部門があるから
10歳ぐらいの子も挑戦できる。

さすが映画キャストに選ばれた6人、もんすごく上手い。

私が一番感動したのは、ミケーラという子の予選の踊り。16歳だったかな?
明らかに舞台の神様が降りた踊りだった。
ミケーラは西アフリカの孤児院からアメリカの養父母に引き取られた黒人の女の子。
さすが黒人、バネを活かした力強い踊り。

アラン・ベルという11歳の男の子は怖かったね。
11歳にしてすでに出来あがってるよ。
ものすごい落ち着き、貫禄、
超絶技巧を無表情でラクラクとこなす姿に驚愕。
この子は15歳でローザンヌ優勝だな。。。。
予告いたします、2015年ローザンヌを要チェック。
優勝はアラン・ベル君です。

まぁ、しかしバレエは大変だね。
お金がないと出来ないよ。
バレエスクールとは別に個人コーチ付けたりしててねぇ。
衣装代、振付師への支払い、コンクールの参加費、移動や宿泊費用・・・
お金がいくらあっても足りない感じ。
1足80ドルのトゥシューズを1日ではきつぶしちゃったりしててさ。
1日6000円だったらトゥシューズだけで月額18万円なり。
ありえん。
画面を見ながら頭の中で電卓を叩く私。

才能あっても努力をしてもお金が無いと続けられない。
高い技術力を身につけても
審査員たちは「ハングリーさとパッションが大事なのよね」
とか好き勝手言うしねぇ。

何はともあれ、若いエネルギーに圧倒され感動!
タイトルのファーストポジションは
バレエの一番ポジションのこと。
両足をぺったり付けた状態で
つま先を外側に開くあのポーズ。
体の固い私には出来ない・・・
とにかく体固いし運動神経低いので
こういう映画を観てウットリ憧れるわけ・・
ああ、楽しかった!

映画後は銀座竹葉亭で鯛茶づけ食べた。
$マイライフ・アズ・ア・ひっち
友人とカラマーゾフの話をしていて興奮してしまい
父親のモノマネをやったらウケてくれた。
またモノマネ・レパートリーが増えた。(笑)

-完-