とうとう年末年始のお休みだ。7日連続休、夢のようだ。

ということで、昨日、レンタルビデオ屋でウキウキと映画を選んだ。


昨夜は実在の中国人ダンサーを描いた「小さな村の小さなダンサー」を鑑賞。

主役はバーミンガムロイヤルバレエのプリンシパル、ツァオ・チーというダンサーが演じてるが演技上手い!

というか、彼の実体験と強く重なる内容なので(バレエのために中国から海外へ、という体験)

リアルになるのかな?

踊りも上手い!当たり前か。(笑)


いくつかの時代をいったりきたりしながら物語が展開して

映像も場面がくるくるといったりきたりするという

ちょっと凝った作りなのだけど、わかりにくいこともなく最後まで楽しめた。


この前、松たかこ主演の「告白」を観た時は、

場面がくるくる展開する意味がよーわからず腹がたったが(笑)

それとはまったく違った。

「告白」はPVにしか見えなかったけど

「ダンサー」は良い映画だと思ったもんね。


その違いは何か?

たぶん、「告白」で場面が別場面に突然切り替わる時って

感情を表現した映像が流れるんだけど

「ダンサー」で場面が突然切り替わる時って

主人公の頭の中にある事実が映像になるだけ。

その事実にどういう感情が紐づいているかはこちらが感じること。

感情を映像で表現するのは、映画ではなくて単なる映像だもんね。

PVは歌が主役であり、その歌が意味するものを映像化すればいいのだからそれでもいいけど

映画はストーリーありきであり、

感情表現を映像化すると、頭で追ってたストーリー、流れが一旦切られてしまって

わかりにくさを感じるのかも。私は、ですが。


さて、今日は「釣りバカ日誌」の最終章を観るとするか。


昨日、週刊新潮を読んでいたら吉本隆明のコラムが載っていた。

何やら原発についての意見なのだが

原子力という人類の進化の中で発明された科学を

一度の事故で否定してはいけない、という内容。

自動車事故があったら、自動車を世の中からなくしますか?という理屈。

そうねぇ、それも一理あるかもねぇ。

私は原子力についてどうするかは何とも言えないけど

電気は使いすぎだと強く感じる、だから、電気を使わない努力をすることは必要だと思う。

放射能や原子力の技術を研究し続けるのはいいと思うけど

原子力で電気を作らなくてもいいわけで

そうなれば原子力発電所はいらないわけだ。

どこかの僻地で研究し続けてくれ、っつうわけだ。


まずは我が家の前にあるパチンコ屋、電気使いすぎだよ!

音を消せ、ネオンを消せ。あわよくばつぶれてほしい。

そう、それが私の一番言いたいこと。(笑)


-完-