急遽、知多半島へ行ってきます。


いや、知り合い以外には急遽かどうかなんてぜんぜんわからないでしょうけども。


知多半島って何があるんだろう。


南知多ビーチランド?冬だしなあ。


まあ、とりあえず行ってきます。


べつに土産はありません。


コンビナート炎上

まったく関係ないけど昔撮った写真を掲載。


このときは「コンビナートが燃えてる!」って友達と大騒ぎしたのですが、実際どうなんでしょう。


詳しい方いらしたら教えてください。

キミに出会ったのは、たしか10年前の夏。


夕暮れの教室で本を読んでいたキミに、声をかけたのが始まり。


「何をしてるの?」


「本を読んでるよ」


「帰らないの?」


「読んでから」


たったこれだけの会話だったけど、とても印象に残っている。


夕暮れを背にする君の横顔が、とてもきれいだったから。

「ブラヴォー、マコト!最高の演奏だったよ!」


「ああ、ありがとう、フランク」


久しぶりのパリ、久しぶりの友人。今日も今日とて彼は陽気である。


「今日はこの後空いてるのかい?飲みに行こうよ!久しぶりだし!」


「ごめん、今日もパス。演奏の後は酒飲めないの、知ってるだろ?」


いつも言っていることだが、フランクは一向に覚える様子がない。さすがフランス人とでも言うべきか。


「そうだったね、ごめんごめん。じゃあさ、僕の部屋で食事にしよう。フランもきっと待ってる。」


「そうだね。久しぶりだし。どうせ同じアパルトマンだしね」


「よし、決まり!」




僕の名前はマコト・フカガミ。日本人だ。

日本で生まれて日本で育ったが、いろいろあって今はパリ在住。


年齢は27歳。職業は、指揮者。


最近は少しずつ世間にも認知されてきているようで、ありがたい限りだ。

今回も上海での客演を終えて帰ってきたばかり。

それにもかかわらず、フランク曰く「最高の演奏」ができたのは、ひとえに最も慣れ親しんでいるオーケストラだったからだろう。

僕の歴史は彼らと共にあり、彼らがいなければ今の僕はいないといっても過言ではない。



「マコト、上海はどうだった?」



先ほどから話しているのは、パリの友人フランク。僕と同じアパルトマンに住むフランス人で、現役の楽団員である。

年齢は以前聞いたけど忘れた。たぶん2、3歳下だったとおもうけど。

料理が得意で、パリにいるときはよく彼に夕食をご馳走になる。

今日も誘ってきたところを見ると、飲みに行くか行かないかは関係なく食事に誘うつもりだったのだろう。鬼か。



「上海はいいところだよ。食事がおいしい。味覚が日本人と近いんだろうね」


「僕の食事じゃ不満ってことかい?」


「いや、君の料理は最高だよ」


そんなことを言いながら町を歩く。


アパルトマンはホールから程近いところに建っている。ほどなくして我が家に着いた。


着替えたらすぐに行くとフランクに伝え、僕は部屋に入り、ベッドに倒れこんだ。


このまま寝てしまおうか。


そうも考えたけど、自分が友人との約束を反故にすることはないと知っている。


それだけはいやだと、小さい頃から考えてきたからだ。


でも、今は少しだけ。


涙を抑える時間と、笑顔を作る準備がほしい。




***


更新第2回。


細かいとこへの突っ込みも募集。


でも作者はパリとかフランスとか知らないので、


訂正には限度があります。


あしからず。