最初に断言しておく。
アズレン全コンテンツ中でも、
真のガチ勢かどうかが問われるのがオフニャである。
なぜなら最も難度が高いというより、純粋な運ゲーであるからだ。
なぜmanjuuがMETA戦や演習にオフニャを使わせてくれないのか?
オフニャガチ勢=超豪運または廃課金者と一般しゅきかんの間には、
オフニャ厳選という超えられない壁があるからだ。
いやマジで。
14章なんてオフニャいなかったら勝てなかったって人すらいるしな。
しかし諦める必要はない。
実はオフニャ厳選などそこまで必要がなく、
最低限度のコツさえ掴んでしまえば、割とどうにかなるからだ。
俗に第六の装備枠と呼ばれている(かなあ?)ほどに、オフニャは重要である。
特殊装備がきて第七の装備枠って名前になったかもしらんが、まあいい。
この記事はそんな隠れたエンドコンテンツであるオフニャに関して、
完全無課金でもデイリーをきっちり回収していけば可能になる、
コツコツ安定志向な人、初心者から中級者向けの話をする。
ぼちぼち新ニャ追加だそうで、まあそれも合わせて。
蛇足として、
オフニャの名前にも史実にちなんだエピソードがあったりなかったりするから、
調べてみるといいかもしれない。
船乗りにとって猫は、
船体をかじって沈没させるネズミを食ってくれる神様相当だったから、
縁起がいいものとして扱われてきた歴史もあるしな。
逆に「不幸猫」として名高い子もいたりするが、それはまあ余談だ。
さて、うちの艦隊のオフニャを例に出そう。
別にマネしてもらう必要はないけど、
どんなアビリティを持ってるのかで名前を変更するほうが、
管理するうえでは楽なので、オススメしておく。
で、最初の山がこれ。
オフニャには、
猫の種類ごとに固有のスキルと、
全ての猫にランダムでつくアビリティとがある。
それとは別に、猫ごとに得手不得手のあるステータス値補正がある。
で、ステータス値補正は最終的に、誰をどう組み合わせても大差はない。
こっちはオマケみたいなもんだ。
とはいえサンディエゴや島風みたいに特化型キャラになると、
700だの800だのというステータス値までいくわけで、
そこに4%差がつくと、究極的には装備枠1個ぶんくらいの差はついてくる。
真の厳選をするならそこまで考える必要があるけれど、
まあそんなもんはマジで誤差である。気にする必要は全くない。
んで、スキルの大半はオマケで、
有能なのはごく一部にしかいない。
どれだけ有能なヤツでも「あるとたまに嬉しい」程度なので、
オフニャスキル=猫の種類に頼らないといけない状況はない。
・・・何度も言うけど、
最終的にはスキル、アビリティ、2匹の組み合わせの最適解を突き詰めると、
レベルに換算して4くらい有利になる、それは事実だ。
だがそんなことまでやってると別ゲーになるし、
オフニャ自体は全く必要がない。
あると楽になるだけだ。
なので、
オフニャ=アビリティ厳選だと考えてくれて問題はない。
んで、
猫ごとに
つきやすいアビリティの種類がある。
しゅている、うすゆきそうは潜水艦系のものがつきやすいし、
ビシャマルは空母系、タケマルは巡洋艦系、アンテナは戦艦系。
また「陣営ごとの猫」がいるので最大限オフニャを極めるなら、
その陣営に適した猫に、編成に応じたアビリティがつくことをいのr・・・
まあ大事なことは、
猫ごとに得意分野があるってことだ。
で、アビリティってのはコレだ。
アビリティ効果の合計が
実際にステータス値に与える変化は、
その上にちゃんと表示されている。
タケマルは巡洋艦関連のアビリティがつきやすいので、
うちのタケマルくん(ちゃんではない(鋼鉄の意志))は、
巡洋艦の火力値に+30、装填値に+17してくれるわけだ。
んで相棒のローズ(初期見敵薔薇)は画像を省略するが、
巡洋艦の火力値に+20、装填値に+12してくれる。
つまりわが第一艦隊の巡洋艦は2匹あわせて、
火力値に+50、装填値に+29の補正を受けていることになる。
設備1個、主砲1個ぶんの差であり、
装填値はともかく火力値はだいぶ変わってくる。
高くて200程度の軽巡洋艦が装備と艦船技術を合わせても、
火力値はせいぜい300、実際のダメージ計算で使われる数値はせいぜい400。
そこに50も加算されたら、単純に考えて12.5%も砲火力が変わるわけだ。
んでアズレンのゲームシステム的に、
前衛の火力値は高くて300程度だが、雷装値(魚雷)は600程度までいく。
小さい数値を強化するほうが効果は大きいので、
オフニャは火力値を強化するために使おうと、まあそういうわけだ。
無論この理屈は僕の攻略スタイルの都合であって、
絶対を保障するものではないが。
かくしてうちの第一艦隊に編成される巡洋艦は、
猫2匹のおかげで砲火力が10%以上強化されることになる。
ダメージにして10%の差は、レベルに換算すると5に相当する。
そこにステータス値ボーナスぶんも加算されるので、
まあ、割と別物になるわけだ。
これがジュノー改みたいに、
火力値が低いけど駆逐砲2門を撃てるキャラだったら、
火力値131+装備補正55+艦船技術52+オフニャ50であり、
最終的な基礎火力値は288になり、
ダメージ計算上は388相当になる。
先述のように、砲火力がおよそ12%も増える。
攻略や育成の状況に依存する艦船技術がゼロであると仮定して、
純粋にオフニャの影響だけを考えるなら、
50/333なので、約15%もの影響が出ることになる。
艦船技術なんて考えていられない初心者・中級者でも、
オフニャさえいれば砲火力を15%強化できるということだ。
こんなもん火力スキルが1個増えたようなもんだから、
弱いわけがない。
しかもこれはレベル125で好感度愛、
無課金で到達できる上限を基準にした話である。
レベルが125、好感度が愛に到達していなくとも、
レベル1の時点で陣営・編成に関係なく
恩恵を受けられるのがオフニャの強みである。
レベル1の、
装備コミでも数十しかない火力値に
いきなり+50できるのだ。
育成も攻略もどれだけ楽になるのかという話だ。
・・・・・・うん、お気づきですね?
オフニャはブリ育成において必須なのです。
装備でしか補強できないステータス値、しかもブリは駆逐艦相当。
そんなブリでもオフニャを厳選すれば、
本当に最低限度だけど戦えるようになる。
そしてブリこそがオフニャ育成のエース・・・・・だった。
今は燃費上限があるからURでもDRでもSSRでも使い放題だけど、
かつては低燃費で★の数が多いってことで、ほんと救世主だった。
なもので、
ブリがLV125になってる人のうち一定の割合は、
オフニャ育成歴がある人だと思われる。
演習におけるブリLV125×3の接待編成は、
オフニャに愛を注げる人向けの、裏やりこみコンテンツだと思う。
まあ、それはいい。
話を戻して。
どのアビリティが有益なのか?
侵掠すること火の如く(通称「火」)
が圧倒的に便利。
艦隊の与ダメージを3%強化する。
空母も戦艦も駆逐艦も、陣営を問わず3%。
2匹で6%強化だから、レベル差にして3を埋めてくれる。
次いで動かざるごと山の如し(通称「山」)。
こちらは被ダメージを3%減らす。2匹あわせて6%。
・・・まあ、6%差で命運が決まる状況は、
アズレンを1年やってて1回もないと思うけど、安心感は出るよね。
火+山を持つオフニャ2匹がいれば6%、レベル差にして3が埋まる。
まあそんな猫厳選は辛すぎるので、
せめて火持ち2匹をボス艦隊に配置することくらいはやりたいし、
14章攻略の安定感底上げには欠かせないと思うよ。
火が圧倒的に便利なのでそれ以外はあまり議論されないが、
特に駆逐艦を愛する人にとって「デスティニー」は欠かせない。
全員の火力・雷装・航空に+10するかわりに運が3ダウン。
運の影響は2匹あわせても-6であり誤差なので無視するとして、
装備での補強が不可能に近い駆逐艦の火力値を、2匹で+20できることになる。
駆逐艦の火力値20ってのは、
レベル125好感度愛の島風にとって、自分のステータス値の25%に相当する。
77+12+52(うちの艦船技術)で141しかない火力値に+20ってのは、
14%増えるってことだからな。
ダメージに換算するとわずか8%だが、
そもそも艦船技術で駆逐艦の火力値に+52するまでが苦難の道である。
なので77+12しかないところに+20だと考えると、
ゆうに10%も砲ダメージが変動することになる。
Z46や北風のように、
砲撃型駆逐艦だけど火力値は低いタイプでも、やはり20の差は無視はできない。
91の火力値に+94することがまず非常に困難だ。
専用装備とバトルトラクトマックス+13が必須だからだ。
金128SKCも初心者が手を出すには少々遠い。
そう考えると初心者各位であれば素の火力値は、
レベル125かつ好感度愛(ステータス値+6%)の91にすら届かない。
そこに+20するのだから、やはり砲火力が10%以上変わる。
・・・・・・まあ、なくてもいいんだよ?
デスティニーは特に、気休め程度の変化しかない。
でも、
全員の火力値と雷装値を同時に+10できるアビリティって他にないからね。
主力で雷装値を持つオーディンやプリンツ・ルーピレヒト、
あるいは尾張や天城、ないし火力値のある空母ベアルンのような連中まで、
一律にプチ強化できるのは意外と見過ごせない。
特にオーディンは装備とステータスの都合上、
高補正に低雷装値なキャラだから、+20の補正もバカにならない。
仮に火持ちが2匹揃ったら、
サブアビリティにデスティニーがあればさらにGoodだといえる。
オフニャ厳選ないし育成をしていく限り、一考に値するといえよう。
あとは組み合わせの問題になる。
もちろん1匹より2匹のアビリティを揃えるほうが特化させやすいので、
基本的にオフニャの話をする限り、
最強の1匹ではなく、2匹の合計を考えていくことになる。
わかりやすい話として巡洋艦を例に出すのだが、
「見敵必戦」で火力+10
「新人参謀・巡洋」Ⅲで火力・雷装に+10、
「新人砲術士・巡洋」Ⅲで火力+10、
「デスティニー」で火力+10。
実現は無理だけど、
理屈のうえでは巡洋艦の火力に+40できると仮定してさ?
それを2匹揃えたら、巡洋艦の火力値が80も増える。
軽巡洋艦の火力値80なんて砲ダメージ20%に相当するから、
プリマスの主砲3門に乗ると考えたら、かなり恐ろしい数値だといえる。
つまるところ、
特定艦種の特定ステータスを強化するアビリティを複数同時に持つオフニャを、
2匹同時に揃えれば、けっこうエゲツない強化が可能になる、ということだ。
正規空母なら、
エースパイロット(航空15装填8)、
新人参謀・空母Ⅲ(航空20装填6)、
ルーキーP・空母Ⅲ(航空20)が揃えば、
装填値14、航空値55もの差がつく。
これを2匹揃えれば航空値110の差になり、設備1個ぶんが違ってくる。
装填値28の差というのも結構えげつないもんであり、
間に合わない攻撃がギリギリ間に合うようになる数字である。
戦艦なら、
一発入魂(火力15、CRT率3%)、
新人参謀・戦艦Ⅲ(耐久100、火力16)、
新人砲術士・主力Ⅲ(火力16)が揃えば、
火力値にして47の差、2匹で94の差になる。
やはりSHS1個ぶんよりも大きな補正値を得られるので、
第六の装備枠というのは伊達ではない。
まあ、これはあくまで皮算用である。
実際にはキレイに揃うほうが珍しいので、
せいぜい+30か+40程度で妥協することになる。
それでも+30が2匹揃えば+60の差になるので、
金装備1個ぶん以上の差がつく。
これを小さいと見るか大きいと見るかは、
既に述べたあれこれから、各自で判断していただきたい。
オフニャは先の長い運ゲーコンテンツだからな。
14章の安定を求める人向けともいえる。
ある程度2匹ぶんのアビリティが揃ったら気休め以上に効果が出るよと、
僕はそう言いたいだけなのだ。
もっと厳密なこと言うとステータス値換算の皮算用しかやってないから、
実際には装備補正、スキル補正、レベル差補正などあれこれ盛って、
そこに何%という補正がかかるから、思っている以上に効果は大きい。
なお、僕は「オフニャがいなかったら負けてたケース」も記事に書いている。
あまり読む価値はないが、よろしければどうぞ。
まあうん、気長にやろうぜってことだ。
スキル(猫の種類に依存)はあまり気にせず、
アビリティ(いわゆるリセマラができちゃうほう)を気にして、ね・・・
毎日1箱無料でもらえるから、
お好みのRネコハコをプチプチ開けて育てていって、
強い子ができたらラッキー、その他はSSRニャの餌ってことで。
ちなみに、
任意のアビリティを引くまで特定の猫のアビリセットを繰り返すよりは、
初期アビリティで持ってくる猫を待つほうが楽だと思われる。
とりあえず初期火持ちを2匹、そっからですね。
ビシャマルが色んな意味で有能だ、とは添えておく。
質問ございましたらどうぞ。