まえおき。

 

RTAってのはReal Time Attack、リアルタイムアタックの略だ。

どれだけゲームを早くクリアできるかっていう、

それこそe-sportsに採用すべき趣味のことだ。

 

ちなみにIGTはIn Game Time、ゲーム内時間のこと。

パソコンで遊ぶとスペック差で数分の差が平然と開くような時代だからこそ、

公平性のためにこちらを競うことが増えた。

 

が、このRTAというジャンルはごく最近まで盛大に過疎っていた

 

理由は簡単で、

できもしない記録をデッチあげるアホや、

他人の記録に嫉妬し誹謗中傷するクズが大勢いたから。

 

だからRTAを走りました、証拠動画も撮影しました、

ですが全部で8時間くらいあります、

YouTubeにアップロードするので確認お願いしますと言われても、誰もやらない。

 

でもその、誰も見ない証拠動画をアップロードしないと記録として認めないと、

自分がRTAの動画をうpったわけでもない部外者が、

醜い嫉妬心のあまり喚くわけだ。

 

かくして数時間にも及ぶ動画の撮影、およびアップロードができる人専用、

しかもただの証拠用動画にすぎないから面白くもなく誰も見ず話題にもならない、

あるのは負け犬どもの嫉妬心と劣等感だけ、という地獄のような界隈だった

 

 

 

 

 

そこに颯爽と現れたのがbiim兄貴だった。

 

 

 

 

 

しかしながら客観性の存在証明として

最初に但し書きをしておくが・・・

 

biimシステムと呼ばれる様式は、彼のオリジナルではない(と自ら語っている)

 

何ならレスリング実況、淫夢実況というジャンルも彼が開祖ではない。

さらに言うと、RTA動画に早送り編集を採用したのも彼が最初ではない

 

それでもbiim兄貴が偉大だとされる最大の理由は別にある。

 

それは、最速記録以外のRTA動画にも価値を生み出したこと。

 

編集して面白くすること、

攻略情報やゲームの開発秘話や裏設定や考察などによって、

最速攻略・ノーミス攻略でなかろうと、動画としての需要があることを示した。

 

早送りも、淫夢語録も、クッキー☆上映会も、biimシステムも、

それ単体で画期的であったというわけではない

 

何なら左右こそ逆だけど、

レイアウトそのものはアミノさんのほうが先に使ってたからな。

 

 

そしてbiim兄貴最大の功績だと思っているものは、「RTAを走っていいのはゲームがうまい奴だけじゃないんだ」と思わせたこと

 

 

 

「ヘタクソでも好きだから頑張りました」が許されるのは、

新規参入を増やすためには絶対に欠かせない風土・空気であって、

創作、ビジネス、恋愛、あらゆる状況において本来そうあるべき気風だといえる。

 

ゲームのうまい奴が数百、数千、数万の試行を経たスーパープレイを披露して、

クソほどの面白みもないただの証拠用記録動画をアップロードするだけ、

そんなRTAは、まさにクソそのものであった

 

しかしbiim兄貴は違った。

 

暴言、ゲイポルノ男優の喘ぎ声、素人声優の棒読み音声、

そんなクソ未満な素材を使いつつも、

彼の人間臭さやゲームへの愛を感じられる姿勢は、多くの「横好き」を魅了した。

 

事前調査も頑張る、チャート構築もかなり堅実、

何ならゲームの攻略情報に関する視覚的編集量は膨大どころではない。

一度でも動画編集をやれば、彼が尊敬される理由が嫌でもわかる。

 

なのに自分で作ったチャートを守らないわ、

疲れたどころか飽きたという理由でプレミ(プレイミス)するわ、

最強装備が揃ったらしみじみと眺めてしまうわ・・・

 

ゲームが好きな人ならばこそ誰もが一度はやらかすであろうことを、

彼はことごとく、恥じもせずに披露した。

 

そりゃ楽しいだろ、お前は俺かよっていう。

 

ゲームなんてヘタクソのほうが圧倒的に多いんだから、

ヘタなりに頑張って、かつすごいのに穴(ガバ)があるなら、

それより共感できる面白い動画コンテンツなんてそうそうない。

 

 

 

 

彼が用いた手法、それらひとつひとつは特別なことではなかった。

 

だがそれを同時に配合し、本気とネタを両方向に突き詰め、

それをゲイ風として確立させたのは、間違いなくbiim兄貴であった。

 

 

 

 

だから、

配信者としても有名な世界記録保持者が、

解説用動画を作る際にbiimシステムを利用することが珍しくもない。

 

ただの記録用動画なんて誰も見たくない、

かといってYouTuberみたいにうるさい生声を入れる趣味もない、

じゃあゆっくり(softalk)ボイスでいいじゃないか。

 

まあそもそも、そのゆっくりボイスそのものが、

MUGENという非公式対戦格闘ゲームツールに由来してるからな。

 

 

ネタまみれな会話やグレーゾーンを共有できないなら、

MUGENか東方かという時点で去っている。

「ゆっくり」がキモオタに愛された理由のひとつである。

 

だからbiim兄貴はホモビ音声を使うファッションホモの反面で、

ゆっくり霊夢やゆっくり妖夢を使うくらいにはノンケの東方厨であるわけで。

 

「ネタを持ち込まれるのが嫌ならこっちに来るな」

「編集する側が偉いに決まってんだろ」

 

まあ、彼が直接そう言ったわけではないけどね。

でもそういう気風が生まれたことは否定しがたい。

 

動画編集が辛い作業だからこそ、

視聴者に媚を売るスタイルではなく、

編集者・走者が好き勝手にやるスタイルを見出したのも画期的だったと思う

 

 

 

 

 

要するにbiim兄貴とbiimシステムは、

RTA動画として許容される外枠を大きく広げてガバガバにした。

 

無編集の記録用動画なんて誰も見てないことは、

編集済biimシステム動画の視聴数と、

無編集YouTube動画の視聴数が一致しないことからバカでもわかる。

 

誰もそんなクソゲー・マイナーゲーのRTAなんか走らないし、

そもそも記録なんか気にしてないし自分でRTAを走るわけでもないのに、

不正を疑いたがるようなキチガイだけは後を絶たないけれども。

 

コロンブスリ♂の卵。

 

まあそんなbiim兄貴のやり方に魅了されたホモたちを、

俗にbiimチルドレンと呼ぶわけだ。

 

今となってはチルドレンたちにより練磨?され、

biim兄貴よりもネタやガチに偏った動画が大量に生み出されたが、

「リスペクトの定義を勝手に決めるな」というお達しが生きている。

 

まあこれは東方とbiimシステムが、

自然発生的に愛された最大の理由でもあるわけだがね。

 

 

 

 

 

ここからほんへ。

 

 

んで、そもそもbiim兄貴の動画は先に履修しておいたほうがいい。

 

今なお、

biim兄貴の動画を視聴済であるという前提で行われている編集様式が、

相当数散見されるからだ。

 

 

まあ、そこは任意だよ。

 

ネタ要素が薄く解説・設定紹介がメインの動画もあるし、

純粋にSpeedrunしてるだけって動画もあるし。

 

ただそれでも、編集が面白いとか、プレイスキルがすごいとか、

チャートが面白いとか、ゲームチョイスや独自素材で魅せるとか、

そういう人(この界隈では「兄貴」呼びが推奨される)は大勢いる。

 

そういう汚くも美しい野獣のような兄貴たちを紹介しようというわけだ。

 

あくまでも独断と偏見で。

 

 

 

 

 

 

 

アルバス兄貴

 

言わずと知れた狂人、じゅうべえくえすと学会の第一人者

 

 

彼のすごいところはそのキチガイじみた執念と、

解析兄貴により判明した事実の紹介、

および隠す気のないmeet-meとプリパラへの愛である。

 

じゅうべえくえすとは、

RTAに適さないし通常プレイでもけっこう苦痛であって、

決してゲームバランスに優れているわけではない。

 

それをバグと工夫で確実に短縮していく執念は、

見ているこっちが 無 駄 に 感心してしまう。

 

 

 

 

 

ゲスト兄貴(ユーザーID:118958921)

 

ロックマンゼロRTA(アクションゲーム)に乱数調整を持ち込むという、

生粋のイレギュラー兄貴。

 

 

普通は腕前に見合った独自色を出そうとするものだけど、

アカウント名もゲストのまま。

 

ゲストとしか呼べないので、

いっそイレギュラー兄貴と呼ぶべきかもしれない。

 

634タイチョウみたいなロックマン愛?に溢れる人?が、世には大勢いるもんだ・・・

 

 

 

 

 

イロイ兄貴

 

世界樹4で有名なメガトンゴーグル兄貴

 

 

解説も丁寧、チャートもガチ、プレイも本気。

それらを全てきちんと動画で証明しているにもかかわらず、

狙ってるとは到底思えない特大ガバをくれるナイスゲイ。

 

この人の世界樹RTAを見ると自分でもやれそうだなと思ってしまうけど、

実際にやったらあまりにもクソすぎて投げ出したくなるので、

世界樹シリーズをやったことない人は注意しよう

 

 

 

 

 

S-K1304兄貴

 

マイナーな良作を高いプレイスキルで紹介しつつも、

膨大なネタ編集と適度なガバで魅せていくナイスゲイ。

 

おすすめはライアットスターズRTA。

 

 

 

 

 

 

むらくも3兄貴

 

最近はRTA走ってないけど、クソゲーRTAといえばこの人。

まことひじりこく(真・聖刻)RTAは必見である。

 

 

もしむらくも3兄貴がこのクソブログを見てたらひとつだけ伝えたい。

 

まことひじりこくって敵のテーブルが固定なんだから、

武器買った直後に一気にシフォンくんのレベル上げるほうが、

命中判定その他で有利になるから短縮できるんじゃない?

 

オゥ調査のち再走あくしろよ

 

 

 

 

 

Nagisa381兄貴

 

魅力はわかるんだけど素直に評価はできないという微妙なゲームチョイス、

および丁寧な解説と紹介に定評がある。

 

 

メタモードRTAはいい勉強になりました(感謝)

 

 

 

 

 

 

moiky兄貴

 

異常猿愛者

 

自作のノンケ化不可避な立ち絵で魅せていく兄貴。

ただし大半がクソゲーRTA(俗に言う駄菓子兄貴リスペクト)である。

 

実はMUGENのスク水ゆうかりんの人だと最近知って納得した。

 

 

編集は丁寧だしツボをよくおさえているお方だと思うんだけど、

お前どっからそのゲーム拾ってくんねんってすごい不思議。

 

 

 

 

 

.hiro=ファクト 。兄貴

 

別名ゴーファイ兄貴。

イースRTAといえばこの人。

 

 

 

 

 

 

 

秋やぼ兄貴

 

RTAinbiimの主催者、別名直系の子孫兄貴。

おうコミュニティに入れるんだよあくしろよ

 

 

多種多様なクソゲーから名作まで、ガチからネタまで幅広く取り扱う。

ただご本人は口と顔と言葉に出さないだけで態度には出すタイプっぽいので、

無礼厳禁。

 

 

 

 

つるポン兄貴

 

RTAといえば淫夢、biim、そしてオウム。

別名オウマー兄貴。

 

メトロイドRTAのガチ勢でもあるが、

彼にオウムネタを解禁させたのは淫夢語録を嫌ったクソノンケのせいなので、

クソノンケは窓際行って、シコれ(棒読み)

 

 

オウマーとはオウム真理教の信者ではなく、

あくまでもアレを詳しく知り研究・警戒嘲笑する界隈の趣味人のこと。

 

 

 

 

 

タイムサーファー兄貴

 

ゲームボーイに色がついたりつかなかったりした時期の、

携帯ゲーム機のRTAをあれこれ走ってくれてるナイスゲイ。

 

おすすめはモン★スタートラベラーRTA。

 

 

モンスターメーカーというゲェムは彼のRTAで初めて存在を知った。

 

 

 

 

 

 

与兵衛3兄貴

 

釣りゲー虫ゲーをこよなく愛するツリエル姉貴兄貴。シガテラ毒に注意。

まあめぼしい釣りゲー全部やっちゃった感があって、

最近あんま釣りしてないけど。

 

 

ちなみに最近の立ち絵を描いてるのはムエド兄貴

 

 

 

 

 

ぎぬ兄貴

 

代表作は?って言われると一番悩む人かもしれない・・・

間違いなく高水準で丁寧な動画を作ってはいるんだけど。

 

知らないゲームのRTAを興味本位で再生してみてもたぶん損はしない。

 

 

 

 

 

にんどう兄貴

 

通称ドスケベテロリスト兄貴。

こんバッドガイズ~

 

最近RTAやってないけど、また駄菓子ゲーやってほしいなあ・・・

 

 

 

 

 

 

 

ウスイ兄貴、Ros兄貴、シャンカール兄貴、ゆゆキチ兄貴は・・・

 

ごめん記事書くの飽きた(biim兄貴リスペクト)