一応ちゃんと歴史だとか風俗(文化)だとかを考えたうえで、

21世紀現在の軍人および傭兵ないし自衛官など、

多種多様な実地調査、記録、証言および事実などに基づく話なんだけど・・・

 

そこから始めると死ぬほど長くなる(既に脳内で27万字相当を削除)し、

このブログらしくない(!)ので、

まあ、事実無根な妄想ではないんだよという前置きだけすることにして。

 

 

 

 

 

「戦士の作法」ってのは、いわゆる「スポーツマンシップ」の原点でもある。

 

古今東西老若男女、あらゆる人類に通用するであろう、

いわば道徳だの礼儀作法だののうち、最も根源的かつ本質的なもののひとつ。

 

まあ難しいことをやってるわけじゃないんだよ、実に合理的かつシンプルな話。

 

 

・勝者は勝利を誇り敗者を称える

 

・敗者は敗北を認め勝者を称える

 

・確定した結果にケチをつけない

 

・勝因は何であっても構わないが敗因は自分に求める

 

 

なぜこんなルールができたのかを理解するには、

あなたが実際に戦争に巻き込まれて、

家族や恋人や友人や恩師を失ったものと仮定してから、想像してみてほしい。

 

戦争で勝ったとしても、犠牲は当然出るわけだ。

仮に自分の家族が無事でも、

お隣さんや友達の家族は犠牲になったかもしれない。

 

まあわかりやすく、あなたの一番大切な人が戦争で失われたと仮定しよう。

 

そんな状況であなたは、

戦争がどのようなもの「であってほしかった」だろうか?

 

大切な人が卑怯な雑魚に惨殺されて無駄死にだったってことにしたいか?

 

それとも大切な人は勇敢に戦って、

強大な敵からあなたを守って死んだことにしたいか?

 

まあ当たり前なことなんだけど、

これが実際に戦ってる軍人だったらどうなるのかって話だよな。

 

自分を庇って死んだアイツはガキの頃から同じ釜のメシを食った仲だった。

俺と違ってイケメンだから今度結婚するはずだったのに、

俺なんかを庇って死んじまったぜバカ野郎・・・と。

 

亡き戦友は、雑魚に偶然負けた雑魚未満だったと思いたいか?

 

亡き戦友は、強敵へ果敢に立ち向かって仲間を救い犠牲となった勇者だったと?

 

勝った側は、負けた側を称える。

「雑魚に勝った」より「強敵に打ち勝った」のほうが印象がいいからな。

 

というよりも、

オリンピックで金メダルをとっておきながら、

「偶然勝っただけです、俺なんか雑魚です」とほざいたらどうなると思う?

 

その雑魚にすら負けた全ての選手たちが雑魚未満になっちまうだろ?

 

勝者は勝利を誇らなきゃ、負けた奴らが浮かばれない。

 

負けた側だって、

「雑魚にたまたま負けただけ」だなんて思いたくないから、

「強敵に競り負けた」ってことにしたい。

 

 

 

 

 

あと、これもよくある誤解なんだけど・・・

 

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

 

勝ちに不思議の勝ちってのは常にある。

負けに不思議の負けってのも常にある。

 

んだけど、「負けに不思議の負けなし」とかいうキチガイの寝言が蔓延してる。

 

「大金星」だの「ジャイアントキリング」だの「大番狂わせ」だのは、

まさしく「不思議の勝ち」だろ?

 

そして「不思議の勝ち」という結果が存在したのなら、

勝者と敗者の立場を変えれば、それは「不思議の負け」でしかない

 

格闘技の世界でもラッキーパンチなんてないとやたら叫ばれてるけど、

それは「ラッキーパンチをアテにして勝てるほど勝負は甘くない」の意味であり、

ラッキーパンチ自体は確かに存在している。

 

それでも、

勝敗という結果が出揃ってからでも勝因よりは敗因のほうが突き詰めやすいから、

「勝ちに不思議の勝ちあり」ってことにしたいだけなんだ。

 

あいつらは偶然勝っただけだ、とな。

 

 

 

 

一見カッコよさそうに見えること喋っていても、

実際にはクソダサい負け惜しみでしかなかったりする。

 

逆に一見心にもなさそうな綺麗事を喋ってるようにしか見えなくても、

実際には感情丸出しな原理でもって、

そうしたほうが得するから、そうしてやりたいから本心だ、っていう。

 

今更なこと言うけど、

闘争・戦闘・戦争って感情でやるもんだからね。

感情に配慮してない戦場の掟なぞ存在せんのです

 

それでも「敗因を自分に求めろ」っていうのは、

「相手が強かったから負けた」だなんてミもフタもないこと認めたら、

惨めで死にたくなるだけだからね(直球)

 

だから相手には勝てたはずなんだ、

自分の努力が足りなかっただけなんだってことにする。

 

女と男で比較してみれば、

上記の「戦士の作法」およびスポーツマンシップが、

いかにクソ未満なのかがわかるからねw

 

女に生まれただけで絶対に男には勝てないし、

男子中学生にすらガチ負けするくらいの雑魚が、

女子プロスポーツを名乗ってるわけでね?

 

女子プロより男子高校生の試合見たほうが女だって面白いわけだから、

女子プロスポーツにはスポンサーがつかない。

 

それを女性差別だってほざくなら、男に勝ってから抜かせよ。

 

弱い、勝てない、そもそも客(男)より弱い、

そんな「子供の遊び」なんて女ですら見たくねえのに、

差別もクソもあるかよ、っていう。

 

かくして、もしも圧倒的な実力差があって、

片方には100%勝ち目がないとわかっている場合、

スポーツマンシップなんて無視しなきゃダメだからねえ・・・

 

「子供相手にトッププロが手ほどきする」なんてよくある風景だけど、

あんなところでプロに褒められて喜ぶガキなんているわけがない。

 

むしろこうしたほうがいいよって教わりたいだろう、

「圧倒的強者に惨敗する」というのは何よりも得がたい経験だから。

普通は死ぬとか、殺されるとか、選手生命が絶たれるとかだから。

 

圧倒的強者には圧勝が求められるのであって、

接待プレイなんてお望みじゃねえわけよ。

 

「努力をすれば勝てる」と思うか?

 

女が、大谷に、野球で。

 

寝たきり痴呆老人が、藤井に、将棋で。

 

 

 

 

努力でどうにかできたはずなんだと思い込みたいのは、

根源的な才能差・実力差を認められない、

感情的な雑魚の理屈だからね。

 

 

 

 

だとすれば、スポーツマンシップや戦士の作法とは何か?

 

まあ、どっからどう見ても感情論の塊ですよ。

メソメソして情けない人間の感情が生み出した、

感情に最大限配慮するために共有された、弱者の理論。

 

・・・しかしそもそも、弱いからこそ戦うわけでね?

 

相手が圧倒的に強かったら、そもそも戦いなんか挑まない。

圧倒的な雑魚から戦いを挑まれても、蚊を叩き潰す程度の手間にしかならない。

 

弱いからこそ争い、抗う必要が出てきてしまう。

 

人類が洪水や地震や台風に立ち向かってきたように。

 

 

 

 

弱いからこそ感情が生じるのであって、

弱いからこそ強くなる努力をするのであって、

弱いからこそ作法をお互いに守らないと惨めになるだけなのであって。

 

戦士ってのは

強い奴の名前じゃなくて、

戦う奴の名前だからな。

 

弱くても戦えるし、勝てなくても戦える。

 

だからこそ作法が要るのさ。

 

誰もが強者のような生き方はできないから。

 

そこらを歩いてる凡人を才能ひとつで踏み潰せる側に生まれてみれば、

スポーツマンシップなんて謙遜ではなく嫌味にしかならんとわかるわけで。

 

まあ、少なくとも僕にはわかってしまう。幸か不幸かは知らんがね。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・で、e-sportsというか日本人プロゲーマーの話。

 

 

 

 

 

あの人たちを見ていると、

この「戦士の作法」ってのが全く備わってないのよね。

 

同じ弱者でも、

弱者なりに戦おうとしてる戦士ではなくて、

ひたすらに弱いだけの卑屈なDQN。

 

弱者ではなく雑魚と呼ぶべき、低俗で悪辣で怠惰な唾棄すべき人種。

 

・・・っていうと大袈裟なので、訂正しておく。

感情的・感覚的表現をとると「それくらい論外」ってことさ。

 

 

 

 

 

まあそもそも、「プロゲーマーが強い国」って「不幸な国」だからね。

 

だってゲームが娯楽じゃなくて職業になるんだぜ?

楽しむだけの生き方ができず、カネを稼ぐ手段になる。

 

古来から剣闘士は底辺貧乏人のすることであって、

争わずに暮らしているのはいつだって特権階級だけだっただろ?

 

ゲームを娯楽として楽しむ余裕がないから、

ゲームを競技として競うツールにしてしまう。

 

韓国人ゲーマーは強いことで有名だけど、

日本でいうなら「東大卒の就職率が20%しかない」みたいな国だから、

学力のない奴の就職先・人生なんてお先真っ暗なのよ。

 

だから少しでも勝てそうな道に命を賭ける。

命を賭けるばかりか、その中でも才能に恵まれた奴が勝ちあがる。

 

普通の国なら、

ゲームの才能があることに気づかず普通に就職してたであろう人が、

就職先がなく貧乏で切実だから必死になった結果。

 

ゲームの才能を開花 さ せ て し ま う 。

 

だからそもそもプロゲーマーが強い国なんて、

ゲームの才能がある奴どうしが競い合ってゲームに命を賭けてる国なんだから、

「他にすることねえのかよ」っていう、禁句にして絶対の正論で撲殺されちゃうのよ・・・

 

 

 

 

これは野球にしろサッカーにしろ、

各国が強いスポーツなり分野なりに人材が集中するのと似ている。

 

インドだったらカースト制度が現役だから、

カーストに存在しない職業(IT系)だったら奴隷でもなれるからと、

底辺奴隷身分の人たちが市民権を得るために命を賭ける。

 

だからインドは数学が強い。奴隷が人間になる唯一の方法だから。

 

・・・それって幸せなことだろうかね?

 

 

 

 

 

そういう大前提を経たうえで日本のプロゲーマーを見ていると、

とにかく勝てない。

 

そりゃそうだ、

日本人はプロゲーマーをやめても就職先がないわけじゃない。

だからゲームに命を賭ける必要もない。

 

何ならゲームが強くてもプロとして競わなくても、

配信者として活動したっていいし、

Vtuberになったりバ美肉したっていい。

 

「プロゲーマーとして勝ち続け稼ぐ」以外の選択肢があまりにも多いから、

そもそもゲームの才能があっても、

プロゲーマーという生き方を選ぶ必要がなさすぎる。

 

だから恐らく、腕前だけならプロゲーマー以上って人は大勢いる。

そのゲームに興味がないからそもそも触れてないとか、

好きで上手だけど目立ちたくないから適度に負けるとか。

 

そうなると、日本のプロゲーマーは戦士「である必要がない」んだよ。

 

「戦わなくても幸せだから」な。

 

だから彼らを責めるべき道理もなければ、

しかしながら戦士としての作法を知らなさすぎるから、

平然と、チームプレイして負けた理由を仲間のせいにできちゃう

 

普通の国のプロゲーマーだったら、

「誰かのミスは他の誰かがカバーすればいい」という発想になるけど、

それは彼らが戦士だから。

 

仲間に庇われたことがあるなら、仲間を庇ったこともあるから。

寄り集まらないと生きていけない弱者だという自覚があるから。

助け合わないと勝てないという当たり前なことを理解しているから。

 

でも日本のプロゲーマーは、すぐ仲間同士で争う。

 

チームプレイができない理由は、彼らが戦士ではないから。

日本という国は、ゲーマーが戦士になる必要がない国だから。

 

要するにあいつら、

どこまでいってもゲームがうまいだけの人間のままなんだよな。

ゲームで戦ってる人間じゃない。

 

勝利という結果のために最善を尽くそうとしていないから、

仲間のせいにして文句を言うヒマはあるのに、

勝つために我慢して庇いあおうとはしない。

 

まあ察しがついてるかもしれないけど、

日本代表がLoLで全敗したって話ね。

 

※LoL・・・League of Legends(リーグオブレジェンド)

 

Q:レジェンズでは?

A:日本人にsつけると通じないことがあるので公式名称をどうぞ

 

 

 

 

 

 

そもそもLoLは日本だと人気ねえし、

日本人にとってゲームは遊ぶものか作るものであって、

メシのタネにするもんじゃねえし・・・

 

勝つ気がなさすぎなんだよね。

遊びでやってんじゃねえんだから、

好き嫌いよりもチームの勝利に貢献しろよと。

 

プロフェッショナルとしての意識の有無ではなく、

お前らはそもそも戦士になってねえんだよと。

 

結果が出る前に自分へ言い聞かせるべきことと、

結果が出た後に周囲へ主張するべきこととさえ、

あいつらは区別がついてないはずだよ。

 

戦うという行為に対して不誠実なままでは、何をやっても勝てないよ。

 

女が男にスポーツで勝てないのはまだしも、

理論上の条件がほぼ同じなはずのゲームで勝てないなら、ねえ。

 

もちろん実際には肉体を使うわけだから、

ゲームだって「若い男が一番強い」んだけど。

 

 

 

 

 

だから僕は、教え子には絶対に、プロゲーマーの道はオススメしない。

 

受験戦争にすら勝てないお前が、

より選択肢の狭いプロゲーマーになって、

勝てるわけがねえだろと。

 

理文と科目を選べて課題も全員共通、どこの本屋にもハウツー本が売ってる、

ここまでノービス・ビギナーに優しいPvPゲームって、

受験戦争以外に存在しねえからなw

 

「たかが受験」にすら勝てないメンタリティでゲームに勝てると思うなよ?

 

お前らは戦うことに対してすら不誠実だから、

いつまでたっても勝てない。

 

効率的な練習法の模索やその体系化や共有をやってるか?

やってるぞという話を聞いたことは一度もないが、

身内でgdgd争ってるという話はよく聞く。

 

さもなくば才能の差だから諦めろ。

 

 

 

 

せめてもの餞に、このクソ記事をスポーツカテゴリに分類してやるからさ。