フォルテ・デ・クアトロ(FDQ) | かこちゃんのブログ

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4月23日、オーチャードホールでの韓国の四人組グループ【フォルテ・デ・クアトロ、運命のハーモニー~プレミアム・コンサート~】に行ってきました。

歌舞伎・森山良子以外のコンサートにはあまり行かなくなりましたが、たまたま知った彼らの歌声に魅せられて生歌を聴きたくなったのです。

ケーブルテレビのKBSワールドでは優れた音楽番組が沢山あり、特に【不朽の名曲】は、韓国の歌手の層の厚さと音楽性の高さに惹かれて、毎回楽しみにしています。

毎回テーマを決めて出場歌手が歌い、それを観覧者が選び、最多点数の一名が毎回優勝するのですが、優勝しない歌手の方々も素晴らしく、毎週こんな本物に触れることのできる韓国の人が羨ましいです。

日本の地上波テレビでこの番組を流したなら、話題になること間違いなし。

歌手の価値よりも大事務所の意向を優先して番組作りをしているようでは、本物を追及する視聴者は離れてしまいます。


最初のアルバムと二枚目のアルバムからの曲を歌ったようですが、最初のアルバムがクラシック部門の売り上げで1位だそうです。

韓国の音楽番組を聴いていつも感じるのですが、歌手もさることながら演奏する伴奏者にも心があり、レベルが高い。

このFDQのミュージシャンも一流でした。勿論、彼らの艶やかで伸びやかで力強くて優しい歌声も本物です。

席は7例12番の左寄りで、すぐ前と隣の女性たちは韓国からの追っかけファンでした。

サン・サーンスの「動物の謝肉祭・白鳥」の「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」の時、隣のファンが香水の小瓶のような形の小さな色とりどりのライトを私や隣の人二人に渡してくれました。

このライトを使ったのはこの一回でしたが、ライトを星に見立てたのですね!こういうファンの発想と感性が好きです。

そして、アベマリアの中で一番好きな「カッチーニのアベマリア」。

随分前に同じオーチャードホールでカウントテナーのスラヴァの歌を聴いたのが最初です。

韓国ドラマ「天国の階段」でも効果的に使われています。

このFDQの「」アベマリアは今まで聴いた中で一番よい。泣けてきました。

もう余計なものは買わないと誓ったけど、休憩時間に「アベマリア」を買いました。ポスターが付いてきたので隣のファンに差し上げました。

様々なファンを見てきて身勝手で独占欲の強いファンにはうんざりしましたが、若い韓国のファンはマナーが良くて盛り上げ方も心得ていますし、こちらも楽しくなりました。

音楽祭などの番組で、写真を撮っているのを見かけて不思議に思いましたが、最後のアンコールの曲を歌い終わり、客席に挨拶をする時に一斉に撮っていました。メンバーも心得ているよう。

良子さんもアンコールの時に写真を撮ってもよいと言ってくださったことがありましたが、日本でもコンサートの最後なら写真を解禁してもよいのでは?と思いました。


終演時間が予定よりもかなりオーバーして自宅に着いたのが遅かったですが、又日本でコンサートがあったら行きたいです。

購入したアルバムを聴いていますが、癒しの音楽で心地よい。買って良かった。