三郷市文化会館での「松竹大歌舞伎・西コース」を観劇しました。
演目は「小栗栖の長兵衛」、「口上」、「義経千本桜 四ノ切」でした。
今春、地元で観たのと同じ演目だと思っているうちに近くは完売になってしまい、遠いけど、行きました。
知らない町を歩くのが好きでしたが、会館近くが団地だったので趣がありませんでした。
実家に帰るので、お世話になっているご近所さんがお煎餅が好きなので、道中にあったお店で購入するとおまけをくださいました。
開演一時間前に会場に到着すると、もう入場の呼び掛けをしていました。
途中下車して中野で買い物をしたついでに、お寿司とおはぎを購入したので、前の公園のベンチに座り、ピクニック気分で食べました。
開演30分前に会場に入りました。猿之助さんのグッズ売り場は種類が豊富で楽しい。席は2階2列目でした。
8月末からはじまって、今回は千秋楽の前日の公演でした。中車さん主演の「小栗栖の長兵衛」は解説にもあるように、ならず者でみんなはバカにしていたのに、手柄を立てると手のひらを返したように偉人扱いする世相を皮肉っていて、面白かったです。
中車さんもいい味を出しているし、同郷の月之助さんも、皆さんも、お馬さんも(リアルで可愛い)良かったのに、いつの間にか終わってポカーンとしているうちに、幕が閉まって、拍手がまばらだったのが悔やまれます。
海老蔵さんとコラボの、能の「石橋」の時も、ラストが解らず拍手するタイミングを失って、申し訳なくて悔やんだ時と同じ心境でした。
花道がないから颯爽と退場することができなくて勿体なかったです。
「義経千本桜」は猿之助さんのお家芸ですから安心して観ていました。
義経役の梅玉さん。真面目なお人柄そのものが彷彿されて存在感がありました。
先日のバス旅行で隣の人が、「猿之助さんが歌舞伎座に出演できないのは、松竹では出演させたくとも、重鎮が反対しているから」と聞かされて、名前があがったのが好きな俳優だったのでショックを受けました。
真偽のほどは分かりませんが、秀太郎さんや梅玉さんは共演しましたからそうではないことは確かです。
前に親しいテレビ局のディレクターが歌舞伎を取材したことがあって、「團十郎さんは人格者で立派な方だけど、歌舞伎界は縦社会で、世襲制とか、内はドロドロしているから、海老蔵さん達若手が良い方に変えて欲しい」と言われたので、それをそっくり海老さまブログにコメントしたことがあります。
政治やマスコミも同じようにドロドロした世界ですから、あり得ることだとは思いますが、お客様が神様だとするなら、歌舞伎座の7月歌舞伎は猿之助さんを含む猿之助一座に恒例化してほしいと、切に願います。
今年の7月の一座の皆様の、伸び伸び・生き生きしたお芝居と客席の熱気が忘れられません。
個人的には玉さまと海老さまも、又ご一緒して欲しいですが、なんといっても猿之助さん出演が最優先です。
もし、本当に邪魔する人がいたなら、「あなたの偏狭な考え方が歌舞伎をダメにしているのですよ。歌舞伎を私物化しないで!」と言いたい。