新世紀 エヴァンゲリオン 第参話 鳴らない、電話 | さどっちのブログ うちによってくまっし

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日々の生活の中で感じたこと、自分の興味のある出来事を

書いて上げていきます。毎日更新できるように気長にゆる

く続けていけたらって思います。




目標をセンターに入れて
スイッチ オン
何度ともなくつぶやくシンジ




射撃訓練のシミュレーションをしながら
シンジはうつろで精彩感を欠いている。

葛木ミサトはシンジの元気のなさや
中学校に転入しても
そこには友だちもいないのでは?と心配だ

クラスメイトには包帯がまだ取れないが
ケガが回復した綾波レイもいたのだが
何の言葉も交わさないでいる。

クラスメイトのケンスケはミリタリーオタクでNERV の開発したエヴァンゲリオンに
興味津々。

一方のトウジは前回の使徒とエヴァンゲリオンの闘いで妹が大ケガを負ってしまい
ヘタクソなパイロットせいでとシンジに殴りかかりフルボッコにしてしまう。

数学の授業の中で
教師が話す内容が物語の世界の背景を
かいまみせる、、、、


20世紀最後の年 西暦2000年。
地球に甚大な大災害をもたらした隕石群。
人類の半数以上の犠牲と壊滅的な被害をもたらした。
後にそれはセカンドインパクトと言われる
ようになる。
その時に隕石群とともに使徒も飛来していたのだ。


人類は復興と次なる使徒襲来のために
第3新東京市を建設した。

この街に住む中学生の父母はほとんどが
ジオフロントと呼ばれる新東京市の地下にある施設で働いている。
NERV の本部もそこにあった。

フルボッコにされたシンジの視界の中に
レイが現れて

非常招集よ、、、とつぶやく。



第4の使徒が襲来して
街は厳戒体制にはいる。

エヴァンゲリオンに搭乗しながら

なんで殴られてまで載らなくちゃ
いけないんだ、、、
とつぶやくシンジ。

エヴァンゲリオンの出動要請!

シェルターに避難したクラスメイトたち
しかし、ケンスケとトウジは生で
使徒vsエヴァンゲリオンの闘いを見ようと
地上に出てしまう。

使徒の前にシミュレーションのことを思い出しながら戦いなさいとミサトが命令するも、、、、

使徒を目前にシンジはパニックに陥り
なすすべもなく、エヴァンゲリオンは
放り飛ばされてしまう。
その落ちた先にはケンスケとトウジ。

二人を庇いながらシンジは攻撃ができず
ミサトの指示で二人をコックピットに招き入れる。

撤退を指示するミサト


シンジの心の中で何かがぷちんとキレた。




逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだ


声にならない叫びをあげて
シンジは使徒に武装兵器の
プログレッシブナイフを装備して
使徒に斬りかかる

その姿に心底震えあがるケンスケとトウジ
闘いとはカッコよいものではなく
死の恐怖と隣り合わせとしるのだった。


エヴァンゲリオンはカタパルトから
電力を供給するケーブルに接続している
範囲でしか闘うことができず
このケーブルはアンビリカブルケーブルと呼ばれ

先の闘いで切断されたことで
内部電源は5分しかもたない。

タイムリミットが迫るなか
プログレッシブナイフが使徒の球体部分を貫く。

使徒が沈黙するのと
エヴァンゲリオンが活動停止するのはほぼ同時だった。

嗚咽するシンジ、、、、


それから3日後、、、、
シンジは学校に来ていない
ケンスケが調べた携帯番号に
トウジは電話をかけようとするが

シンジの携帯電話は鳴ることはなかった
激しく後悔するトウジ、、、



次回 第四話
雨、逃げ出した後
シンジはNERV から逃亡する、、、


心に突き刺さるような
ダークな雰囲気のエピソードでした。

シンジには厳しく辛い試練が
次から次へと乗りかかります。
自分の肩にはあまりにも重すぎる使命。

使徒の目的も
その正体すらも

エヴァンゲリオンそのものさえ
あまりにも謎が多すぎて

人類を救うための

人類補完計画とは?

ゲンドウが今回の有事に基地に不在だったのは?

謎が謎を呼びます。