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すずちゃん、元気になったね。
おうと、げりで、注射を2本。
いまは病院でもらった、缶詰を食べています。
具合が悪いときの、すずちゃん。
目を見つめて、調子わるいよーと、言ってきます。
けろっと、回復してくれて、ホッとしました。
うーん、風邪かな? むし暑さで、バテたのかなぁ?
とつぜんのエアコンで、冷えたのかも。
からだの変化に、いつも、気づいてあげたいな。
特別編のグッドドクターのあと、ここ数日から、韓国版のグッドドクターを、見ている毎日なのです。
すべての子どもを大人にしたい。
わたし自身、奇跡の連続で、おとなになれた。
生まれた日から、24歳になるまで、通院と入退院していた、こども病院に、憧れのヒーローがいたよ。
現在は、大学附属病院など、総合病院を掛け持ちしながらの、在宅医療であるけれども、なんだかんだ、アイデンティティーの原点には、こども病院。
いのちを、なんども、救ってくれた、小児外科医。
河野先生は、あこがれの、ヒーローです。
小児外科医の姿と、河野先生という、にんげんと。
病院の中だけでなく、テニスを一緒にしたり、新幹線では隣に座って、たくさん、お喋りをしました。
小児外科医としての、使命感と責任感、生身の人間で、葛藤する想いと、その両方を、教わりました。
こどもたちにとって。
小児外科医は、最後の砦なんだよ。
ぼく達が、さいごまで、闘わないといけない。
いつも、仰っていました。
すべての子どもを大人にしたい。
先生のハートにも、きっと、あった願いです。
河野先生は、ガンで他界してしまいました。
でも、先生の願いは、いまも、生き続けています。
どんなときも、ヒーローで、あこがれ、だから。
先生の使命感と、責任感を、バトンタッチ。
託していただいた、先生の志しを、お返しできるように、わたしの原点を忘れないで、がんばろう!。
あこがれが、目標になり、かなえる夢も、できた。
病気が治るか、治らないかではなく、この瞬間を、おもいっきり、生きることが、夢の具現化なんだ。
小児がんでも、生きる!
むずかしい病気でも、小児外科医になる!
むかしは、ただただ、がむしゃら。
こども時代の全てが、つまっているからこそ、がむしゃらな自分を、思い出させてくれる、ヒーロー。
なりたい、憧れがいる、しあわせ。もういちど。
がむしゃらに、ヒーローを、おいかけるぞ。
ちいさな、よろこびに、しあわせが、とまりますように。
このゆびと~まれ!