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私も完璧ではありませんが
まず実演用の括り台がツルツルした畳で
漬物石二個ではブレてしまうという案を
言いました。
結城紬のこれからの仕事量を考えると
若手に該当する現在の32歳~50歳まで
の染織部門伝統工芸士の活躍の場は
かなり技術的にも知識的にも
最盛期がこないという意見の狭間で
活動そのものが限られて現在2019年のように
行かないのではないかと言いました。
確かに私の親世代の経験からすると
その世代が20年若返れば結城紬の
後継者不足問題はもっとスムーズに
いける部分がありますが、
若手の伝統工芸士は<見せるための実演>なのか
<伝えるための実演なのか>とか
<基礎知識を身につけてもらう実演>なのか
とか修正点が現段階でも判断が難しいのではないか
と思います。見るぶんには結城紬は
風情があっていいものかもしれませんが
いざやっていてくださいと言われて
やるとそれは天と地ほど違います。
それはくくりに限らず、
全ての工程に言えて
特に負担の大きな織りは仕事量減少傾向の
中、モチベーションや士気を高めるのも
容易ではないと私は思います。
若手の意見が分散していることと
ベテランの意見交換を増やすのも
得策ではないかと思います。