憲法確定の発議、の提案。現憲法は天皇が定めたものでも国民が定めたものでもない。私達で決めませんか | ひろひあいのブログ

ひろひあいのブログ

パソコンのこと、金相場のこと、アニメのこと、将棋関連。
その他として、政治のことなど。

「日本国憲法の欽定論、民定論の話を読んだときには絶望的な気持ちになりました。大日本帝国憲法の下で決まったから、欽定だと言う話と前文に、日本国民は・・・この憲法を確定するとあるから民定だと言う話、どっちでもない。日本国憲法は国民が勝ち取った憲法じゃないんですよ。だから血肉が付いてない」

 

これは、ある人とツイートを交わしたものから、一つを抜き出したものです。しかし、今日の日本の困難の大本がここにあります。

総理が憲法を軽んじる。憲法が国民とかわした約束じゃ無いからです。民定憲法じゃ無いからです。そして、欽定憲法論にも無理があります。書いてある通り、日本国憲法には、前文「日本国民は…この憲法を確定する」とありますので、どっちも無理があります。

日本国憲法は天皇が定めたものでもなく、国民が定めたものでもない。では、この国家を縛る日本国憲法は誰が定めたものなのでしょう。

ここからは逃げになりますが、私は、矢部宏冶が書いたように、GHQが「英語」で書いた、とします。そして、日本人が翻訳した。その過程で作ったこともあったのかもしれません。しかし、それは重要なことではない。

重要なのは、日本国憲法は、国民の総意で決めたものじゃないと言うことです。

 

そういう訳で、私は一つの提案をします。

日本国憲法の確定の発議をしませんか。日本国憲法、前文、全条、いっぺんに改めて賛成か反対か決めてみませんか?

改憲派は、反対すればいいだけだし、護憲派は賛成すればいいだけです。一部改憲派は、現日本国憲法をトータルとしてとりあえず良いかどうかを確定していただければいいと思います。

賛成となれば、初の国民が決めた憲法です。政治家には守ってもらいましょう。

反対となれば、憲法改正です。自民党12年草案が議論に上るかもしれません、4項目の改憲項目でやるのかもしれません。そして、野党は今度こそ、憲法改正案を出さなければならないでしょう、対案として。現日本国憲法の部分改正になるとおもいますが、それで十分です、出してもらいましょう。

 

いくつかの、憲法草案が出てくるかも知れません。それぞれ、国民投票しましょう(国民投票法の改正が必要かも知れない)で、決選投票をして、50%を超える支持率をえた、憲法草案を新しい憲法としましょう。

こうすれば、憲法論議も盛り上がって、実際的な憲法が出来るのではないでしょうか。