こんばんは、りすこです。
最近、ステイホームを快適にするためにコーヒーメーカーを買いました。
なぜ今まで買わなかったんだ?と思うほど大活躍中。
コーヒー大好きなのに。

何より便利なのが、「コーヒー飲みたいな」と言うと旦那がいそいそと淹れてくれる機能ですね←
今朝なんか「りすこ、コーヒーにする?紅茶にする?」とまるで英語の教科書に載ってるような質問をされましたよ。
ありがたい。

休みだと必ずどこかに出かける夫婦なんですが、出かけられないので昨日、今日は終日引きこもり。
昨日は旦那がガンプラを作る横で、私は古畑任三郎一挙放送を見る。
買ってきたシフォンケーキに生クリームを塗りたくって二人で食べる。
もちろんホイップしたのは旦那。

夕飯はこんな時期なのに鍋。
もちろん作ったのは旦那。

そして今朝はツナとなめたけの炊き込みご飯まで作ってくれたうちの旦那。
しかも美味い。

なんつーか…
控えめに言って神?
神と結婚したのかな、私。

りすこだって働きましたよ!
掃除、洗濯、風呂もトイレもぴかぴか!
料理よりこっちの方が好きなんだ。



そして今日は一日中映画を見てました。
Netflix?
アマゾンプライム?
いいえ、ザ・シネマとムービープラス。


私、映画というものはあんまり好きじゃなかった。
スカパーに入ってるから作品を選ばなきゃ映画なんか見放題なわけだけど、いざ見ようと思ったことはなかった。
集中力のない人間なので、二時間黙って座って見てるとか苦手なんだよ。

だけど、このコロナ禍の中、ほとんど触れたこともなかった映画を見たっていいじゃない!
突然そんな気になりまして、今日は四本見た。
さすがに疲れたw
一日四本映画見るなんて、自分の人生にそんなことが起こるとはびっくりだよ!
少なくともコロナ関連のニュース見ながらスマホいじってるよりは有意義な時間だったと思う。
全部字幕だったのがよかったな。
なまじ言葉がわかってしまうと、目を離してしまうんだよ。
字幕だとずっと見てるしかないっていうw

せっかくこんなに見たから感想書いてくね!
自己満記録用。


①ペイチェック 消された記憶

映画をほとんど知らないりすこでも、おーハリウッドー!って思う典型的な映画。
主人公が悪者と対決して見事勝利、最後は美人の恋人とハッピーエンドの大団円。
お昼ごはんの後に見たので眠たくなったw
そうは言っても、悪者との対決はドキドキしたし、てかあのレイチェルもめちゃくちゃに強いよね。
ドクターなのに。
マイケルとレイチェルが最後に未来を見ようとしてる時、おい、そんなこといいから機械をさっさと壊せよって思いました。
なんか序盤は謎が多くてサスペンスっぽくてわくわくしてたのに、後半はほぼアクションで残念だったなー。
あと、私は車が大好きな人間なので、車が爆発したり廃車決定の事故を起こすシーンは胸が痛みます。
これはどの映画でも共通。


②シャッターアイランド

これは面白かった!
最初はまともに捜査しているように見えたテディ。
病院側が非協力的で何なんでしょうと思ってたけど、まさかみんなで壮大なロールプレイをしていたとは…
テディは奥さんの夢を見て幻覚を見て、ひょっとしたらこの人が病気なんじゃ?と疑い始める。
戦争で人をたくさん殺したことと、奥さんを亡くしたことが原因で病気になってしまったのね、かわいそうに…なんて。
読みが甘かった。
不穏な音楽に不安を掻き立てられる。
チャックに灯台には俺が一人で行くと言っておきながら、いざ一人になるとチャックを探すテディ。
記憶力もだめじゃないか、この人…
しかしチャックがシーアン医師だなんてネタバレの瞬間まで気付かなかった!
私、そういうの気付くの鈍いからな…
そっか、シーアンさんの話をする時はみんなチャックを一瞥してたのか…
知らなかった。
なんというかやる気がないわけじゃないけど、ずばずば捜査するテディに比べてチャックは控えめだったよな。
銃外すのにも手間取ってたし。
テディはたぶん統失で、病識が全然ないまま自分を保安官だと思ってたからかなり重症。
それでも院長にネタバレを食らい、自分が何者か取り戻したように見えた。
ラスト、病院の玄関前で「チャック、ここはだめだ。早く島を出よう」とテディが言う。
あ…全然治ってない…
チャック、院長に向かって首を振る。
これがロボトミー手術を受けさせる合図。
だけど、テディの意図は違った。
「どっちがマシかな?モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか」
これがとっても印象的なセリフ。
自らロボトミー手術を受けることを選んで立ち上がる。
それに気がついて「テディ!」と呼びかけるチャック。
でももうテディは振り向かない。
奥さんへの贖罪なのか、病識のあるまま罪の意識に苛まれて生きていくのは辛いからか。
言うまでもなく、現代では禁止されているロボトミー手術。
人格を破壊してしまう。


③マシニスト

シャッターアイランドの後に放送しないでよw
テディが病気だということが後半やっとわかるのに対して、この主人公のトレバーは明らかに病気。
この人も統合失調症だろうな。
ストーリー自体は珍しくもないと思うんだけど、主演のクリスチャン・ベール、すっごい役作りだったな。
ガリガリな上に目に狂気がある。
怖いよー。
人間、やっぱりある程度肉がついてないと魅力的じゃないですな。
アイバンはトレバーの罪悪感の化身ですね。
忘れようとしても忘れられない。
どうでもいいけど、吹き替えだとアイバンの声優は玄田さんだと知って笑いました。
イメージに完全に一致。
トレバーは自分がひき逃げしたことをちゃんと覚えてるから、病識はあったのかなー?
出頭した時なんか、正気に戻った顔をしていた。
俳優さんってすごい。
映るもの全部彩度が低くて、暗い構成。
警察に出頭した後、勾留された部屋が白くて明るくてこれまでの暗さとの対比が。
まあ、とにかくスティービーがかわいそうだった。


④ショーシャンクの空に

映画を知らない私でも、名作だということは知っているショーシャンク。
もちろん見たことはなかったよ。
本当に本当に名作でした。
たっぷり二時間半、画面から目が離せなかった。
私は集中力がなかったわけじゃないんだな…
胸の痛くなるシーンが二つ。
おじいちゃんのブルックスが自殺する場面。
そりゃあんな歳でシャバに出されても生きていけないよ…
自動車をほとんど見たことがなかったんだよ…
孤独感、無力感をどれだけ感じていたかと思うと辛い。
もう一つ、トミーが殺されるシーン。
かわいそうに。
ストーリーを何も知らないものですから、変な声が出た。
本当にかわいそうに。
奥さんも赤ちゃんもいるのに。
アンディを助けたいって善良な心を持っていたのに。
刑務官が税金の申告をするためにアンディの前に行列作って並んでたり、独房の壁に貼ってある女優のポスターを見逃してくれたり、刑務所内にオペラを流したり、ちょっと微笑ましい場面も散りばめられていたけど、テーマはあくまでも重い。
懲罰房に閉じ込められたアンディの絶望が苦しかった。
アンディ。
すごいよな、アンディ。
図書館まで作って勉強も教えて、無実の罪で服役してるのにだよ。
感情を出すことがほとんどない彼が、送られてきたたくさんの古本を見て微笑む。
かわいいなと思いましたとも。
そして、ショーシャンクと言えば雨のシーンですね!
脱獄に成功して雨の中で自由を叫ぶ。
あーこれ、脱獄の話なんだ!(そんなことも知らなかったのか)
ラストの青い綺麗な太平洋と抱き合うアンディとレッド。
大きな海と小さな二人。
感動しました。
小さな二人とか書きましたけど、ティム・ロビンスは背高いんだなー。
195って!!
みんなアンディより小さいなとか思ってたけど、そりゃそんなに大きい人なかなかいないわ!
ティム・ロビンス…
今はおじさんだけど昔はかわいかった…



そんなわけで、今日というか昨日、最後に見られたのがショーシャンクで良かった。
素敵な映画にカーチェイスはいらない。

どんな時も希望を持って生きていきたいと思う。