
不安な気持ちを一生懸命
抑えながら
日曜開いてるクリニックへ向かった
ここの先生は触診で気付いたようだった
「腎臓が小さいね
血液検査しましょう」
もうこの時点で
わたしは涙を抑えきれなかった
不安症のわたしは
散々ネットで検索していたから
これじゃないといいなと思っていた病気
『急性腎不全』
入院をしても
できることは変わらない
3日が山です
そう言った先生
厳しい状態であることは
しっかりと伝わってきた
入院をしないと決め
家に帰り
家族に泣きながらそれを伝えた
そこから闘病の末
吐きはじめてからたったの5日で
愛しの我が子が空に帰っていった
まだ1歳半だった
亡くなったのは夜中で
小学生の子供4は寝かしつけ
子供1.2.3と子供2の彼氏
みんなで撫でながら
声をかけながら
泣きながら
笑いながら
見送ることができた
ほんとに苦しかったけど
最高の看取りをできたと思っている
えっ?!

ダンナさんですか?
寝てましたよ〜



ぐっすりね

そもそも最初に病院に連れて行った時
症状もわからず連れて行ったこと
託した子供達からしたら
当然一緒に住んでいる家族だから
猫ちゃんの状態くらい
わかっていると思いますよね?
それを悪びれもせずに

聞いてない」
そう言い放ちました
知らないなら
せめて聞け!!
知らないことが
普通じゃないことに
気づけ!!
亡くなって火葬場に行ったのも
ダンナさん以外
ちなみに帰ってきてからも
お線香の一本もあげてません
まあ元々
可愛がっていたわけではないですからね
(ここも無関心です)
この日からもうすぐ一年経ちますが
いまだにふと会いたくなって
涙が止まらなくなります
こんな感情
ダンナさんは知らないんだろうな
もしわたしが死んでも
こんな感じなんだろうな
