放射能、放射線の種類についての事前講釈が長くなってしまいましたが、

いよいよ本題の、

「放射線ホルミシス効果」のお話に入ります。

 

まず、放射能は関係なく、

一般的な「ホルミシス理論」というものがあります。

それは平たく言いますと、

 

① どんなに体に悪いものでも、微量だと体に良い場合がある。

② いくら体に良いものでも、度を越えて摂取すると体に悪い。

 

という事です。

 

①と②、

裏表で、同じ意味ですが、

どちらを採用するかで、あなたの性格がどれほどポジティブかがわかります!

ってのは冗談ですが、

 

ホルミシス理論っていうのはそういう事です。

 

その考え方を「放射線」に適用したのが、

「放射線ホルミシス効果」です。

 

そして、それを図にするとこんな感じです。

閾(しきい)値というのは、
それ以上になると人体に悪影響が出始める境目の値という事です。
 

ちなみに、

ホルミシス理論以前の一般的な考え方というのがコチラ

先ほどの閾(しきい)値というものがなく、

0以外、少しの量でも体に悪い!

値の大小は体への悪影響の大小という考え方になります。

 

実は、

放射線の人体に与える影響という事に関しては、

 

下の閾値なしの、考え方のほうが、世界の権威としても主流なのです。

 

今の福島除染の考え方の元になっている、

世界的な機関、国際放射線防護委員会の基準も、

 

下の方、

放射線は絶対的に人体に対して悪である!

を元にしています。

 

ですが、

実は、ここ最近30年ぐらい、

放射線って、線量が低いとどうやら体にいいらしい~
という実験結果が出てきて、

それ以降、

 

どっちが正しいか?

で、
ずっともめていて、

これぞ!という結論が出ずに、今までズルズルきてしまっているのが、

実際のところなのです。

 

 

みなさんは、どっちが正しいと思いますか?

 

 

私が居た日本政府の方は、

表向きは、とりあえず国際放射線防護委員会側でしたが、

 

実は政府内でも、はっきりと自信を持って判断してはいません。

 

というのは、

私も、

自衛隊の部隊運用の担当者として、

お役目上、
部隊を動かす際の根拠となるものを求めて、

あらゆる専門の部署や専門家に聞きまくりましたが、

みんな口をそろえて、

「はっきりしたことはわかりません~」

って言うんです。

 

専門家がそう言うんだから、本当にそうなんでしょう。


 

ただ、
自衛隊もそうですが、

政府の環境省とかの関係部署も、

とりあえず何か政策決定をして前に進めていかなくては、

官僚としてはやっていけないので、
(公務員はクビにはならないので安心ですが、無能扱いされると出世に響いたり、いじめられて、自殺に追い込まれたりします)
 

いわゆる官僚の作文で、

もっともらしい話を作って前に進めていかねばなりません。

 

ちなみに、

そこに、闇の勢力の陰謀とか、

 

ナイです。

 

闇の勢力ファンの方~
ザンネン!

 

そこにあるのは、

お給料を貰える自分の地位を守るために汲々とする小公務員と、
それに依存して体面だけ気にする政治家の、
相互扶助的なお仕事の産物、

という事だけです。

 

しかもアノ時は民主党政権でしたよね~

大好きなアノ人、関係ないっすね~^^

 

で、

みなさんは、この二つの考え方、

どちらが正しいと思いますか?

 

決めるのは政府でもマスコミでも誰でもない、

 

アナタですよ~

 

 

ちなみに、

私個人の結論は、放射線ホルミシス効果の考え方が正しいと思います。

 

てのは、

実際に現場にいた者の勘といいますか、

もちろん、
自分なりに探究心を持って、徹底的に調べた結果もそうですが、

 

単に、

放射線についてはホルミシス理論が適用される。

というよりも、

 

それどころか、

宇宙のシステムはみんな、

ホルミシス理論が適用されるのではないか?

と思えるからなのです。

 

ちなみに、

ホルミシス理論は放射線だけではありません。

 

こちらをご覧こださい。

 

 

何のグラフでしょう?

 

あ!飲酒量~って書いてある!

 

そうです、

 

飲酒に関するJカーブ効果というものです。

 

いわゆる、

 

毎日適度にお酒を飲んでいる人は、

全くお酒を飲まない人より長生きだ!

でも、

過度な飲酒をしてる人は、また相応に死亡率が上がって行く~

 

といったものです。

 

ちなみに、このグラフの解説は、
「全死亡率」

病気だけでなく、事故、事件を含めたあらゆる原因による死亡率。「全く飲まない」人を1とした場合の各飲酒量ごとの相対的な死亡率をグラフにした。

出典:公益社団法人アルコール健康医学協会ホームページより

となってます。

 

こちらはアサヒビールのHPのものです。

 

 

これなどは、

「お酒ホルミシス効果」
といってもいいと思います。

 

 

過ぎたるは及ばざるがごとし~

なんてことわざもありますが、

 

 

この世にあるどんなモノも、

一定量は必要ですし、

それが過度になれば悪影響になる。

って、

当たり前!といえば当たり前の話ですよね~

 

これは放射線量に限ったことじゃなくて、

 

物事の基本的な話ですよね~

 

と私は思いますが、

 

みなさんはいかがでしょうか?

 

 

ここまで聞いてきて、

 

さあ、みなさん!

 

放射線って、


良い?

悪い?

 

どっち?

 

 

って、

 

どっちでもないでしょ!

 

 

放射能は、良いか、悪いかの二元論、

 

崩壊の瞬間です~!

 

ウフフ♡

 

 

でも、

 

放射線ホルミシス効果によって放射線が体に良いと言っても、


福島で汚染?された土地の放射線量に比べれば、

それはとっても低く抑えられた微々たる線量じゃないの?

福島の方がとっても高くてキケンだから、

みんなあれだけ騒ぐんじゃないの?

 

あと、

放射性物質が微量でも体の中に入ったら、

それどころじゃなくて、

危険は危険でしょ?

 

と思う方、

反論する方もいますよね~

 


それとも逆に、

 

放射線って、

 

どのくらい浴びるんが一番体にいいんじゃろ?
 

って、ご自分の健康のために、ぜひ使いたい!
という方もおられますよね!

 

 

では、

 

福島で一番放射線量が高い場所と、


実際に、体に良いとされる放射線ホルミシス効果が現れる、

その放射線量、

 

どっちが高いと思います?

 

 

勘の良い方なら、もうわかってると思いますが~^^

 

 

それはまた次回!

そのあたり追究してまいりましょうか~!

 

 

つづく~

 

 

今回の放射能泉は、

 

新潟県の村杉温泉です!
角屋さんのホームページはラジウム泉の説明がとっても詳しいですよ~
ありがとうございます!



 

 

何かあった時は、頼りになりまっせ~

 

Purifying Base満月堂です^^