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  最近、幕末の小説を読んだ。私の田舎も関係している「戊辰戦争」を描いた、司馬遼太郎の「峠」と

船戸与一の「新・雨月」だ。読み終えて何故か虚しくなった。生きている意味を消される感じだった。
  
  所詮、戦争は勝った方が全てを正義としてその後を支配し、その中で傷付き、命を落とすと悪者に

される。義理や人情等糞喰らえ、「勝てば官軍」が罷り通る世界なのだった。 武士の世の中ではそれ以

外の一般住民の存在等は問題外なのだ。現代の日本の社会はその意味ではましだと言える。唯、現代の

官僚、政治家のやる事とダブって見えるのは気の所為なのだろうか?