『アナと雪の女王2』 | 意識デザイン


メルマガを配信したので、こちらでもシェアさせていただきますね!


   ◇       ◇       ◇


遅ればせではあるけれど、人から薦められて、
先日『アナと雪の女王2』を観てきました。

正直に言うと、ぼくはディズニーのやり方
(まぁ、けっきょくはハリウッドのやり方
ということになるのでしょうが)は
もうひとつ好きではありません。

要はマーケティングと神話理論にもとづいて
計算づくでみんなの感動を操っている……
みたいな印象なので。

もちろん、いい作品はたくさんあります。

現代を生きる父親の姿を模索する
『ファインディング・ニモ』とか、
人間の心のメカニズムをコミカルに解き明かした
『インサイド・ストーリー』とか。

そうそう、映画におけるサイバーパンクの嚆矢
『トロン』もディズニーでした。

あと、『パイレーツ・オブ・カリビアン』も
一応ディズニー映画だけど、あれはまぁ、
ジョニー・ディップの魅力がすべてだから。

そういうわけで、ディズニー映画に対しては
基本的に斜にかまえちゃっていて、
『アナ雪1』も観ていなかったのを、
今回Amazonプライム・ビデオでキャッチアップして、
「やっぱりダサいじゃん」と思いつつ、
まぁ、せっかくのお薦めだったから
『2』を観に行ってきたわけです。

結論から言うと、よかったです^^



あ、ぼくはネタバレとか気にせずに書いちゃうので、
これから映画を観る予定の人は、
以下はスルーしてくださいね^^



この作品には、いくつかだいじなテーマがあるんだけど、
そのうちのひとつは「祖父(祖先)の過ちを正す」ということ。

多くのドラマがハマりがちなのは、
外に敵を見つけて、それに打ち勝つという
ストーリーに走ること。

でも、『アナ雪2』は違うんです。

問題の原因は「誰かほかのヤツ」ではなく、
自分の祖先にあるんです。

つまり自分は、問題の原因をつくった人間から
生まれた存在であるということを
自覚する必要があるわけです。

そして、これまで自分たちが戦ってきた相手は、
打ち勝つべき敵ではなく、
敬意をもって共生していく対象だということに気がつく
──これが、この作品のひとつのテーマだといっていいでしょう。



もうひとつは、上に書いたことと同時に、
自分のなかには聖なる血が流れているということです。

アナとエルサは、お父さん=過ちを犯した祖父の息子と、
それを助けた敵国(とされていた)ノーサルドラの娘との
あいだに生まれた姉妹だったのです。

ノーサルドラは妖精たちとつながって生きていた人たち。
つまり、アナとエルサには、その血も流れていたわけです。

もちろん映画というのは、主人公に自分を投影して観るものだから、
「ぼくたち誰しもが」過ちを犯した祖先と、妖精たちの
両方を受け継いでいると受け止めるべきでしょう。

そういえば、トム・ケニオンさんのチャネリング本
『アルクトゥルス人より地球人へ』
にも、人間のなかにはエフェメラルという妖精的存在が入っている
ということが書かれていました。。。



でも、人間は聖なるものとじょうずに
距離をとらないといけないのです。

たとえば、神社やお寺は住宅地を離れた山の上にあり、
入口には鳥居や山門があって、
はじめに手や口を浄めてから参拝しないといけない、とか。

だから最終的に、聖なる部分は
お姉さんのエルサが引き受けてノーサルドラに去り、
俗なる分をアナが引き受けて王位を受け継ぐ形になったのです。

いっしょに暮らしていくことはできない。
でも、ときどき交流する必要があるんです。



そして、聖なる世界と俗なる世界を繋いでいるのは、
おそらく「水」。

祖父がダムでせき止めたのも水。

お父さんとお母さんが、エルサの魔法の力の秘密を求めに出かけて、
けっきょくは海難事故に遭って沈んでいったのも水。



そのエルサの魔法を代表するのが、「水」ならぬ「氷」でした。
(何といっても、この映画の原題は“Frozen”ですからね)

「水」は命の象徴です。
(命の象徴だから、生死の出入口ともみなされるわけだけれど)

科学の世界では、液体の水が存在できる領域のことを
「ハビタル・ゾーン(生命生存領域)」と呼びます。

でも「氷」のなかでは生きてはいけないんです。



どうしたら、エルサは「氷」を「水」にすることが
できるようになるのか。

それこそが、この映画の最大のテーマだと言ってもいいでしょう。

この映画のサブテーマは「四大元素」だけれど、
やっぱりそのなかのでも「水」がカギなんです。

作中では、「水には記憶がある」というキーワードで、
そのポイントが示唆されています。

[記憶]=[情報]+[時間]であり、
それが命の本質なんだけど、
そういう表現じたいが、
命をFrozenにしちゃうかもしれないですね(汗)





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
連続シェアリングメール
『これからの22年間をサーフィンするための22冊の本』
~ 初回無料 ~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ぼくたちはいま、あきらかにあたらしい時代を迎えようとしています。

近現代の日本でいうと、ぼくたちは
明治維新と太平洋戦争という形で、
その前と後とでは世界がまったく違う
──ふたつの大きな断層を乗り越えてきました。

はやければ今年、遅くともあと20年程度のうちに、
ぼくたちはそれに匹敵する、あるいは
それを超えるような大きな変化の波を経験するはずです。

「まさか」と思うかもしれないけれど、
明治維新や太平洋戦争が起こる10年前の時点で、
それを的確に予見できた人は多分いなかったでしょう。

でも、「このままの状態がいつまでもつづくはずはない」
ということを感じていた人は少なからずいたはずです。



ぼくの見立てだと、すでに変化ははじまっていて、
1995年あたりが「終わりの始まり」だったように思います。

この年は、 1月17日に阪神・淡路大震災があり、
その後、地下鉄サリン事件をはじめとする
一連のオウム真理教事件が起こった年です。
ぼくは、この年に、ある種、地獄の釜の蓋が開いたように感じています。

それと同時に、この年は Microsoft Windows 95が発売され、
ウィンドウズがパソコンの標準として覇権を握った年でもあります。

なぜ、覇権を握るに至ったかというと、
Windows 95によって、ふつうの人が
インターネットを使えるようになったからです。

つまり、庶民レベルでいうと、この年が
事実上のインターネット元年にあたるわけです。

その後、インターネットがいかにぼくたちの生活を変え、
世の中を変えたかはみなさんもご存じのとおりです。

まだ特異点を越えていないので、
この先どうなるかは判らない。
でも、「このままの状態がいつまでもつづくはずはない」
というのがいまの状態だと思います。



ここまでは、主として日本における事例をとりあげましたが、
もちろんこれは世界全体の話です。





ということで、2020年とか、あるいは
遅くともあと20年程度のうちということにちなんで、今年は
『これからの22年間をサーフィンするための22冊の本』
という試みをシェアしていきたいと思います。

遠からぬうちに、ぼくたちは特異点──
連続性を飛び越えた断層を経験するはずで、
それはいまの連続性からは予測できないものだから、
いつ、どのようなことが起こるかは何とも言えません。

だから、それはもうサーフィンするしかないんです。

surf というのは「砕ける波」のことを言うのだそうです。

だから、砕けつつある波のなかで
コケずに、そして呑み込まれることなく、
(できればカッコよく)乗っていくこと
──それがサーフィンです。





今年中に22冊をご紹介することをめざして、
メールでシェアをしていきます。
(ってことは、1ヶ月に2冊くらいのペースですね^^)

古典的名著とは違う構成になるはずです。

あくまでも、これからの22年間を生きていくための本を選びます。

まだ22冊全部を確定したわけではないけれど、
「サイエンス」「人文科学」「スピリチュアル」「文学、アート」が
だいたい 4:3:2:1 くらいの比率かな、
と見込んでいます。

もちろん、本の紹介とか書評だけで終わるつもりはありません。

その本から何を学んだらいいか、
あるいはその本をどのように使い倒すか、
というところまで踏み込んで
「松田のコメント」をご提供していくつもりです。





どうせやるなら、時間もエネルギーも注いで
本気で取り組みたいので、有料にさせてください。

といっても、まず初回分は無料でご提供します。

読んでみて、「これなら、お金を払ってもつづきを読みたい」と
思ってくださる方に、第2回目以降をお届けします。


<初回分 無料ご購読>
■第1次締切 2月2日(日)
 → 2月3日(月)に配信します

■第2次締切 2月16日(日)
 → 2月17日(月)に配信します

こちらよりご登録ください。

※2月17日(月)以降は、初回分も含めて、
 すべて有料となります。



<第2回分 有料配信>
■お支払締切 2月28日(金)
 → 3月3日(火)に配信します

※詳細は、ご購読者に直接ご案内をします。



<第2回分以降のご購読料>
■各回払い 1,100円
■一括払い 19,800円



   ◇       ◇       ◇



昨年よりスタートをしたワークショップ
『チャンダリーの火 入門』。

ワークのペースはその人なりのものだから、
早い遅いを気にする必要はないのだけれど、
何人かの方に目に見える結果がではじめています。

ご本人からの経験談をシェアしていただいているので、
よかったらお読みになってください。

http://ishiki-d.info/chandali/



   ◇       ◇       ◇



先にご案内をしたワークショップ
『数秘術と神聖幾何学スペシャル』。

何人かの方からご関心をいただき、

4月29日(水祝)10:00-18:00
に再開催をすることにしました。

場所は決まり次第、あらためてご案内します。
直接のご案内をご希望の方は、下記までご用命ください。
メールアドレス= ishiki.design@gmail.com

上記は東京ですが、もし4人以上集まってくださるようなら、
地方での開催も検討するので、よかったらお声をかけてください。



   ◇       ◇       ◇



『2020イヤーリーディング(対面/遠隔)』も
好評受付中です。

数秘術+タロットカード+チャネリングで
2020年の1年間を占ってエネルギー調整をします。

『インドからお届けするエネルギーワーク【遠隔】』
『年末年始 浄化とセットアップのエネルギーワーク【遠隔】』
『2020イヤーリーディング(対面/遠隔)』
のうち、ふたつ以上をお申し込みくださった方は、
割引価格をさせていただいています。

お申込みが別々になってもかまいません。
ご用命、お待ちしています。


━━━━━━━━━━━━━━━
◎2020イヤーリーディング(対面/遠隔)
━━━━━━━━━━━━━━━

対面/遠隔、いずれも対応可能です。

2019年11月1日-2020年2月15日までのお申込みに限り
通常16,000円のところ→ 12,000円(税込)にて承ります。


いずれも、くわしいご案内とお申込みは、こちらからお願いします!



   ◇       ◇       ◇


メルマガ限定の記事も少なくありません。

よかったら、この機会にふたつのメルマガに
購読登録をしていただけるとうれしいです。

●とっておきの叡智と、たわいのない独り言と……
 メールマガジン『ライフアルケミー』
 ⇒ http://life-alchemy.net/neo/usrctrl.php?mag_id=2


●まぐまぐ経由、情報提供系のメルマガ
 ⇒ http://www.mag2.com/m/0000107876.html






  ◇       ◇       ◇


★その他、各種ワークショップ、イベントの詳細ご案内は
⇒ こちらをご覧ください

★個人セッション等のご案内は
⇒ こちらをご覧ください

★その他、お問合せは
メールアドレス⇒ ishiki.design@gmail.com


+―+*☆*+―+*☆*+―+*☆*+―+*☆*+―+*☆*+―+

こちらでも、お目にかかれるとうれしいです!


●とっておきの叡智と、たわいのない独り言と……
 メールマガジン『ライフアルケミー』
 ⇒ http://life-alchemy.net/neo/usrctrl.php?mag_id=2


●まぐまぐ経由、情報提供系のメルマガ
 ⇒ http://www.mag2.com/m/0000107876.html


●ツイッター
 ⇒ http://twitter.com/hit_mat


●インスタグラム
 ⇒ https://www.instagram.com/h.mazda/ 




よかったら、フェイスブックでも!


※友達申請をしていただく際には、「ブログを読んでます」とか何か一言メッセージをいただけると、こちらも安心して承認させていただくことができます^^