最近ポプラ社の名作えほんシリーズをなにかと重宝している。


 

なんせ一冊350円なので、子供連れて出かけた先でちょっとご機嫌を取りたいときや、ガチャガチャやりたーい!とか、おもちゃ買ってー!とかねだられたときのバーターにしたりと大活躍。おもちゃ買うより安く済むし、ガチャガチャのおもちゃなんて一瞬で飽きるけど、絵本なら長く読めるからコスパ最高。

アニメ絵だったり文章が微妙なときもあるけどそこは何しろ名作えほん、買い与える私意識高い親って感じじゃない!?買ってもらって喜んでる子供達もなんかお利口そうじゃね!?と自尊心もくすぐられるしな!


てなわけで少しずつ家に名作えほんが増えてきた(キャー意識高ーい)んだけど、先日「しらゆきひめ」を読んでいたとき。

「王子は「しらゆきひめを僕にください」と言いました」というようなフレーズを読んだところ、長女が

「にんげんなんだからくださいなんて言っちゃだめよね」

と一言。

鋭い!特に深く考えてのことではないにしても、鋭い!

そうなんだよ!いいことに気づいたね!昔は女性の地位が低かったからうんたらかんたら…と説明しだしたときにはもう聞いちゃいなかったけど。そして、誉められたのに気をよくしたのか、その後該当のページを読むたびに「くださいなんて言っちゃダメヨネー!」と必ず言われてちょっとうっとうしいけど(特性…)


次は「ラプンツェル」を読んでいたとき。(知らなかったけどディズニー版のラプンツェルと随分ストーリーが違うのな)

「魔女はラプンツェルを入り口も階段もない高い塔に閉じ込めました」というようなフレーズを読んだところ、次女が

「どうやって閉じ込めたの?どうやって登ったの?」と一言。

た、確かに!鋭い!えっなかなか着眼点がよくない?天才じゃない?そんなことない?いややっぱ天才じゃない?

と誉められたのに気をよくしたのかその後該当のページを読むたびに以下略(特性…?)


ここでいきなりぜんっぜん関係ない話だけど、私はユニクロのブラトップを愛用している。

昔は普通にワイヤー入りのブラジャーとかしてたけど、産前産後にワイヤーが窮屈になって、ブラトップを使いだしたらもうこの楽さが手放せない。おかげで胸の形は崩れまくってもはや何カップかわかんないくらいだけど、この年だし経産婦だしそんなん知ったこっちゃないわな。ブラトップにパットが入ってるから、ブラトップ着てりゃあなんとなく胸があるように見えるしね!

と風呂上がり、いつものようにブラトップを着ていたら次女が一言。

「ねえおかあさん、なんでおっぱいは小さいのに、シャツ(ブラトップのこと)を着ると大きくなるの?」

す、鋭いいいいー!!!クリティカルヒットおー!!!胸もえぐれているが心もえぐられたぞ!かといって今さら真面目にブラジャーつけてバストアップしようとかいう気にはならんけど!

子供って意外と鋭いよねというお話でした。