さて、今度は長女の就学相談である。
もはや私の中では普通級か支援級か、という悩みはなく、支援級志望でほぼ気持ちは固まっている。
ただ療育や幼稚園の先輩ママさん達の話を聞くと、今は支援級も大人気で、支援級希望したのに普通級でも大丈夫じゃないかって言われたーとか、なんだかんだで普通級にねじ込まれたーとか、なかなかハードルが高いらしい。
長女も現時点ではギリギリグレーゾーンだし、なんやかんや普通級を勧められたりするのかも…と、あえて初回は親のみでの訪問を希望し、存分に支援の必要性を伝えられるよう調整。
さらには三歳のときの発達検査の結果と療育の支援計画、生育歴やら現在の困り事やらをまとめた資料、ついでに現在の発達の感じが伝わるように長女の描いた絵(いまだに頭足人と大差なし)を持参。
準備万端、心して臨んだものの、
普通級のふの字も出なかったでござる
なんなら夫が「まだ普通級と迷う気持ちもあって…」って言ったら「それならぜひ支援級の授業を見学してください!実際の様子を見て安心していただくのが大切だと思いますので!」みたいな感じで、めっちゃ背中押されたよ。いや、自分で支援級希望してたわけだし、快く受け入れてくれそうで一安心…なんだけど!なんだけどおおお!!
勝手すぎる親心だけど、それはそれでなんか複雑…発達指数80台前半とかだから、微妙な数値かなーと思ってたんだけどなあ。でもやはり認知適応が60台ってのが効いたのかなあ。文字が書けるかわからないって学校生活では致命的だもんなあ…
と凹んでみたものの学校側に対して不満があるとかではもちろんなく、じゃあ何に凹んでるのかよくよく考えてみたら、あれだな。普通級を勧められた先輩ママさん達の子供よりもさらに長女は遅れてるんだ、ってわかったのがちょっと寂しかったんだな。置いていかれた感と言うか、同じステージに行けなかった感と言うか。
みんな同じように療育に通っていた子供達だったけど、思い返せば落ち着きがないとか情緒が不安定とかだけで、知的な遅れはなかったのかもしれない。
うちの子は普通級でもなんとかやってるよ!長女ちゃんも大丈夫だよ!って励ましてもらったりもしてたけど、長女の場合はどうやらそうじゃないんだよー。
子供の発達に悩むお母さん同士でも、悩みの内容はそれぞれ細かく違ってて、わかりあえるようでわかりあえなかったりする。
この先もこういうこといっぱいあるんだろうな。うちは手帳返納できた!とか、普通の高校受験できることになった!とかさ。
だからと言ってうらやむとか妬むみたいな感情はないのだけど、そのたびにちょっと寂しい気持ちにはなったりするんだろうなー。